夏の甲子園も2日目が終了しようとしています。
順延の影響があるのかもしれませんが、やたらと初回の得点が目につきます。
やはりそこは高校生。
緊張状態を維持するのは簡単なことではないようです。
さて、大会のたびに書いていますが、初日、2日目の結果はその大会の地区別勢力が凝縮されているんですね。
今大会も2日目でかなり明確にそれが結果に現れてきたように思うので、今日はそれについて書かせて頂きます。
その前に、皆様は、もうどこかでご覧になられたと思いますが改めて初日、2日目の結果を以下に列記します。
〇初日
〇2日目
東邦(東海) 11-2 日南学園(九州)
星陵(北信越) 5-4 静岡(東海)
大垣日大(東海) 12-10藤代(関東) (8回)
今日の第4試合はまだわかりませんが、はっきりと傾向は出ていますね。
驚くべきは北信越の強さです。
星陵は予選の勢いをそのまま甲子園に持ち込んでいますし、敦賀気比は打線爆発。
日本文理も1回戦の壁を突破して勢いに乗りそうですし、富山商のエース森田も万全の仕上がりです。
この勢い本物です。
関東もさすがの強さで、まだ横綱・大関級が出場していないですが東海大両校と健大高崎あたりは相当強そうです。
逆に近畿、東海、四国、九州勢は不安を残す立ち上がりとなってしまいました。
それぞれ大阪桐蔭、東邦、明徳義塾、沖縄尚学が孤軍奮闘する形が予想されますが、
果たしてどこまで頑張る事が出来るか、もしかすると厳しい戦いを余儀なくされるかもしれません。
東北勢、中国勢は出場がありませんので何も言えない状況ですが、明日の佐賀北対利府、三重対広陵は注目です。
利府の戦いぶりは東北勢のレベルを測るのに注目ですし、三重対広陵は見逃せない好カードです。
強引ではありますが、ここまでの2日間で地区別に順位をつけさせていただくと、
北信越=関東>東海>近畿=四国>九州 不明(中国、東北)
ということになるでしょうか。
それにしても初日に平安が敗れ、早くもセンバツ大会ベスト4の姿がないという状況は、どこが優勝しても不思議ではないという群雄割拠の時代を表わしていると思われ、毎日驚きの結果が見られるのかも知れません。
※どさんこさんよりお声をいただきまして(コメントお読みください)修正(追加)を以下に記させて頂きます。
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本文中地域表現で東北とありますが、北海道・東北で括っております。
以後投稿させていただく記事には北海道・東北と記させて頂きます。