影無茶のスポーツ24/7

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ジャイアンツ、今日の勝利は混戦状態に終止符を打つ貴重な1勝

高校野球も終わり、気付いてみればジャイアンツ対タイガース3連戦(それでもジャイアンツファンか!って声が・・・)

敗色濃厚の試合を阿部のツーランで1点差。

最終回守護神呉からロペスがサヨナラのタイムリー。

以前捕手のブロックに何のサプライズもない走塁でホームアウトになりファンをどっちらけさせた大田が成長(?)を見せた走塁でサヨナラのホーム。

ジャイアンツにとって大きな大きな1勝をもぎ取りました。

この勝利で8月も11勝10敗1分とひとつ勝ち越し、2位タイガースとのゲーム差も2.5に広げ、この3連戦での首位陥落もなくなりました。

ジャイアンツは地味ながらも今年こういった試合をしぶとく勝つ事で首位を死守しています。

打撃も原監督の予言通りに爆発した・・・とは言えず、投手陣も先発は苦しいやりくりが続き、救援陣も昨年の出来に遠く及ばない状況の中でほんとよく頑張っていると思います。

今日も苦手メッセンジャーが先発試合で最後に呉を打っての逆転勝利ですから、相手に与えるダメージは相当な物があります。

タイガースにとって、前回の3連戦では初戦メッセで取ったにもかかわらず結局負け越してしまいました。

今回初戦、メッセ登板試合を落とし、これ以上負けられない状況に陥った事は間違いありません。

何しろこの3連戦が終われば残る巨人阪神戦は9月の甲子園での3戦しかない訳ですから。

ジャイアンツは今日勝った事で、ようやく現在の混戦状況を抜け出すタイミングが訪れました。

今日、明日と一気に3タテを狙いたい所です。

ここで2位以下を突き放す事が出来れば、長く続いた団子状態に終止符を打つ事が出来るでしょう。

初戦の劇的な勝利。

この1勝はただの1勝ではない実に有意義な勝利でした。