影無茶のスポーツ24/7

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改めて感服する山口投手の500試合登板

先日ジャイアンツがドラゴンズに4対1で勝利した試合。

何気に新聞記事を見ると、山口投手500試合登板、坂本選手1000試合出場。

という記事が書いてありました。

一瞬、あ~そうなんやって思って、初登板、初出場の年度を見ると、これが共に2007年。

えっ!山口は投手なのに坂本と同じ年数で、坂本の半数も試合に出ている!!

ちょっとした衝撃でしたね。

坂本も十分に早い1000試合到達なんですが、そこはそれ、野手ですから、1年フル出場すれば現行144試合出れる訳です。

ところが、投手とくれば、先発ならば年間でどうでしょう、25~28試合程度でしょうか。

そうなると500試合登板するのに20年近くかかるわけです。

ジャイアンツ投手陣では堀内、角、中尾についで4人目。

たった4人!

いくらリリーフ専門と言っても8年で500試合登板というのは、改めて山口ぐっさんのジャイアンツでの存在の大きさに気づきます。

2007年から順番に32、67、73、73、60、72、64、そして今年ここまで59試合の合計500試合。

あと1試合で7年連続60試合以上登板は正にアメージングな記録です。

私はよく覚えているんですが、育成から上がってきて間もないころ、タイガース戦に好投して、誰かとベンチ前でインタビューを受けている姿を。

あの時、まさか山口がここまでジャイアンツを支える大投手になるとは、正直見抜けませんでした。

彼が投げた後には、上原がいた、クルーンがいた、久保が、西村が、そしてマシソンがいました。

彼がいたから先発は安心して6~7回まで投げることができました。

彼がいたから、クローザーは最後を締めることができました。

先発の顔ぶれも、クローザーたちもこの8年で変わりました。

変わらないのは山口がいること。

山口鉄也

その名の一部が彼を表しています。

鉄人。

一年でも長く、彼の雄姿を見続けたいです。