センバツの重要な資料となる秋季大会。
東海大会の組み合わせが決まりました。
夏の選手権準優勝の三重高校は残念ながら県大会準々決勝で三重海星に敗れ昨秋、今春に続く3季連続優勝の目が断たれました。
と同時に、来年春ゼンバツ出場も事実上なくなりました。
その三重海星は三重2位。
昔、長崎海星と三重海星が同時に甲子園に出場していた頃を思い出します。
県別で見ますと、
愛知① 誉 ②愛工大明電③豊橋工
静岡①静 岡②浜松修学舎③日大三島
三重①いなべ総合②三重海星③津 西
古豪の顔も見えますが、今年甲子園に出場したのは静岡高校のみとなりました。
その静岡を除く各県1位校は新鮮な顔ぶれとなりました。
いなべ総合は平成22年夏の選手権に出場していますが、最近安定した成績で県勢の勢いをプラスαにセンバツ切符を狙います。
東海の出場枠は2校。
特別枠を入れても3校でしょうから、センバツ出場を確実にするには決勝進出が条件となります。
組合せを見るといわゆるAゾーンに古豪が、Bゾーンに新鋭が固まっている印象です。
予想については校名だけで先入観を持ってしまうので、難しいですが春に強い愛工大明電と投手力がよさそうな岐阜総合に県岐阜商の岐阜県勢2校を有力としておきます。
東海地区はここ数年は以前ほどの強さが影をひそめていた印象ですが、今年はセンバツで豊川が、選手権では三重が旋風を起こしました。
元々野球どころなので、これくらいの活躍は本来驚くほどのことはないのかもしれませんが、盛り上がることは間違いありません。
近畿勢、東海勢の復活が来年本格的な流れになるかどうか、注目したいです。
10月18日開幕、順調にいけば10月26日決勝です。