来年のセンバツ選考の重要資料となる秋季大会。
今日は夏選手権、旋風を巻き起こした北信越です。
今年の夏、北信越勢の活躍は記憶に新しいところです。
最後は目に見えない壁に阻まれましたが、敦賀気比、日本文理の2校がベスト4に進出しました。
北信越勢5校の夏の成績は13勝5敗。
3回戦の日本文理対富山商は大会屈指の好ゲームでハイレベルな戦いでした。
その北信越勢の秋季大会出場校は以下の通りです。
富山①新湊②富山工業③富山第一
石川①金沢商②星稜③小松大谷④金沢
福井①工大福井②敦賀気比③啓新
夏出場の日本文理、敦賀気比、星稜がいずれも県大会を2位で通過しています。
敦賀気比は投打に活躍した平沼投手、星稜も甲子園を経験した2年生投手二人が健在です。
開催県の石川県のみ4校出場の計16校参加。
センバツ出場枠は・・・これが例年2校なんですね。
夏の充実ぶりを見ると気の毒ですが、明治神宮枠を狙っていくしかありません。
つまり決勝進出が絶対条件です。
各県1位校は3位校、4位校と対戦。
2位校は2位校同士、または3位校との対戦ですが夏出場の3校は1回戦での対戦はありませんでした。
夏のベスト4敦賀気比と日本文理は2回勝てば準決勝で対戦することになるのでどちらかはセンバツの夢が断たれる事になります。
星稜はゾーンが違いますので、決勝まで行って初めて前者2校との対戦可能性が出てきます。
一応この3校が有力なんでしょうが、そんなにうまくいかないのも高校野球です。
福井1位の工大福井は勝ち方が凄まじく5試合で61点をたたき出しています。
敦賀気比の打撃を彷彿させますが、失点も初戦の敦賀戦で6点取られましたが、その後の4試合では5点しか取られておらず必ずしも打つだけのチームではないようです。
甲子園通算6勝7敗の富山、新湊も侮れず、初戦、星稜に大逆転で甲子園の夢断たれた小松大谷との対戦は注目です。
古豪の松商学園も平成20年夏以来、甲子園通算51回目の出場を目指します。
ここまで書いてきてとりあえずの予想を書かせていただくと、最有力を敦賀気比、これを追って、金沢商と日本文理、工大福井、星稜が追う・・・という形でまとめさせていただきます。