秋季高校野球大会、すでに優勝校が決まっている地区もありますが、最後に四国大会の組合せが決まりました。
何回か書かせていただいてますが、四国のチームは昔から好きでずっと応援しています。
小学校の時、太田投手率いる三沢との延長再試合の熱戦を繰り広げた松山商の戦いぶりが忘れられません。
当時は圧倒的に三沢を応援する人が多かったですが、サヨナラのピンチを何度も切り抜ける松山商のすごい守りが強く印象に残りました。
その後も特徴あるチーム、監督が甲子園を賑わしてくれています。
甲子園での優勝経験校が春夏合わせて4県で15校にも上る四国勢。
果たして今年はどうなるのか。
まずは出場校です。
徳島①城南②川島③鳴門
出場枠ですが、これが今年のセンバツで今まで中国3、四国2だったのが逆の中国2、四国3となりました。
来年のセンバツもこのままなのか、元に戻るのか何とも言えませんが、県数からみたバランスを重視するか今年の実績を見るかで変わってきそうです。
一度枠が減れば元に戻すのはなかなか難しいですので来春センバツも今年と同じ四国3校の可能性が高そうですが、確実にセンバツ切符を手に入れるためには決勝進出が条件となります。
この10年間の決勝戦進出20校を県別にみると愛媛8校、高知6校、徳島5校、香川1校となっており香川勢の衰退がちょっと悲しいです。
一番多い愛媛勢からは春、夏通して安定した強さを見せる今治西が今年も県1位で出場してきました。
同じゾーンに高知1位の明徳義塾がいて共に勝ち上がれば準決勝であたります。
その高知勢は2011年以降3年ぶりにいわゆる3強がそろい踏みです。
県1位は明徳ですがこの時期は高知高が強く、10年間で4度決勝に進み、明徳の2度を上回っています。
どうも馬渕監督は夏選手権を最終目標にチーム作りをしているような感じを受けるのですが、ここは仕上がり途上といった感じなのかもしれません。
果たしてエース岸が抜けた今年のチームはどうなんでしょうか。
思いだすのは昨夏馬渕監督が1年生にすごい投手がいると言っていたような言わなかったような・・・。
記憶が曖昧ですが、もしかすると岸クラスの投手がすでに登場しているのかもしれません。
高知商はかつてPLとの死闘。
甲子園の常連でプロ野球にも多くの選手を輩出していますが、甲子園には平成18年夏の選手権を最後に姿を見せていません。
そろそろ甲子園であのお馴染みのユニフォームを見たい物です。
徳島からはすっかり甲子園常連となった鳴門が出場しています。
ただし、今年は県3位。
例年に比べやや力が劣るのかもしれません。
最近不振の香川勢ですが懐かしい志度(旧志度商)の名前も見えますが、最近の夏選手権2回出場の英明、センバツ初出場初優勝を飾った観音寺中央がどのようなチームなのか興味があります。
あえて予想させていただければ、今治西と高知の決勝とさせていただきます。
10月25日開始、順調にいけば11月2日決勝です。