影無茶のスポーツ24/7

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過去の豪州戦では一番安心して見られたが、ケーヒルの得点力にはただただ驚くのみ

親善試合対オーストラリア戦。

日本代表は2-1で勝利し、アギーレ監督就任後初の連勝です。

これでアギーレジャパンは3勝2敗1分け。

初めて勝ち星が先行しました。

トルシエ以降の格監督就任後6試合を比較しても、

トルシエ1勝3敗2分け

ジーコ 1勝3敗2分け

オシム 4勝2敗

岡田  3勝3分け

ザック 4勝2分け

となり、まずまずの戦績ではないでしょうか。

もちろん就任間もないこの時期ですので、勝敗より内容が大切でありましょう。

しかしながら勝つに越したことはないので今年の最後、連勝で終える事が出来てまずは一安心というところでしょうか。

アギーレも負けが先行しているのは気になっていたと思われ、今回のホンジュラス、オーストラリア戦は連勝を狙っていたと語っていましたが、アジア杯ホスト国に快勝して良い気分で正月を迎える事が出来そうです。

今日の試合、途中でアギーレ推奨の4-3-3を4-2-3-1に変更した事でファンの中には小言を言う方もおられるようです。就任間もない試合でも試合中に、うん?3-4-3という感じだったりして、結構臨機応変に変化させているようですね。

もちろん選手がそれに対応していくことが必要ですが、そのあたりは選手交代も含めて、比較的自由度が高いサッカーを展開していくのかなあって印象です。

実戦派の監督さんなんでしょう。

今日もシステム変更以降はほとんど敵陣内でボールをキープして、厚みのある攻撃を仕掛けて行ってました。

その勢いは後半になっても衰えず、それどころかますます攻撃に厚みを加えて行きましたね。

選手交代も新たな起爆剤となり、その流れの中で今野、代表通算記念40ゴールを目指す岡崎などが得点を上げました。

ブンデスで得点王を争うほどの岡崎がアギーレジャパンではこれが初ゴール。

おそらくフラストレーションが溜まっていたでしょうが、これですっきりとアジア大会に臨めます。

こういった決めるべきところで決められるところが長く代表にいられる大きな原因です。

途中出場の乾、豊田はチャンスを作りながら得点は成りませんでした。

乾はドリブルで敵陣を切り込んだり、惜しいシュートも何本か放ちましたし守備でも果敢に守っていましたが、ゴールネットを揺らす事は出来ませんでした。

乾はザックジャパンでも出場して今日のように、もう少しで得点というシーンを何回も見せていました。

しかし結局得点を挙げる事は出来ず、最終的にはレギュラーをつかみ損ねてしまったのです。

おそらく乾はアジアカップ代表に選ばれるとは思いますが、まずは昨日のように得点を挙げる事がとても大切です。

これに対し、オーストラリアのケーヒル(まだ現役!!)が後半の後半に出てきて、試合終了前にほんと、ワンチャンスだったんですがいいポジションに来て、センタリングに頭を合わせゴールを生みだしました。

これなんですよね、これ。

この得点力と言うか、狙った獲物は外さない姿勢と言うか、さすがケーヒルとしか言いようがありません。

レギュラー定着にあと1歩の選手達は、ゴールに対する嗅覚を研ぎ澄ませて、何が何でも得点を取って欲しいです。

点を取ってなんぼの世界です!

頑張れニッポン!