センバツ代表校32校が決まりました。
1枠の北海道は優勝校、2枠の地区は決勝進出校、4枠の地区はベスト4進出校がそのまま選ばれました。
関東東京と中国四国は最後の1校をめぐり議論がされたようですが、昨年秋季大会がセンバツの予選となっている傾向は不変でした。
センバツは組合せ抽選で決勝まで対戦相手が絞れますので、その段階でも展望的な記事を書かせて頂きますが、今日はざっくりとした印象だけの勝手な予想を書かせて頂きます。
昨年久々に優勝校を出した(準優勝も)近畿勢ですが本当に一時の不振を脱したのでしょうか。
正直に言って全体としては昨年ほどのレベルに達していないというのが印象です。
ただ、優勝した天理はもしかしたら天理史上最強のチームに仕上がる可能性はあると思っています。
最後の枠ではありますが近江高もエース小川を中心としてチームのまとまりも良いので期待出来ます。
毎年優勝旗が白河の関を越えるか注目をされながら、先に津軽海峡を越えている北海道・東北。
神宮大会では東北が優勝し1枠増を得ました。
最近5年、春夏で八戸学院光星が3度決勝進出、日大山形、花巻東がベスト4進出。
あと一歩のところで悲願成就ならずという東北勢ですが、流れ的にそろそろ優勝しないと変な意識が芽生えてしまいます。
そういう意味では今年の仙台育英は壁を突破するに相応しい力を持っているチームだと思います。
練習試合を含めて60勝3敗1分というのは圧倒的で正にチャンス到来といった感じです。
関東東京はいつもの事ながら粒ぞろい。
関東大会は浦学が優勝しましたが、ここでは昨年のセンセーショナルな野球が強烈な印象を残した健大高崎と経験者ぞろいの二松学舎大付属に注目したいです。
健大高崎野球が更なる進化を見せてくれるのか注目したいです。
東海からは古豪2校。
安定感のある県岐阜商が甲子園で伝統校らしい、これぞ高校野球という戦い方を見せてくれるでしょう。
静岡と言えば思い出すのが新浦を擁して決勝に進んだ昭和43年と、植松、白鳥などがいて迫力満点の打線を誇った昭和48年。(両方夏ですが・・・)
私のような古いファンにとって静岡のような古豪が出てくるのはそれだけでワクワクします。
昨夏の超強力打線に磨きがかかっているうえにエース平沼が健在。
再び旋風の予感が・・・。
中国四国は高知勢の名前が見えないのがさびしいです。
委員の方は無関係と言うでしょうが、松山東の21世紀枠選出は委員の意識の中に四国4、中国2ではバランス悪しが芽生えたかもしれません。
同様に近畿も桐蔭と箕島の関係は微妙です。
先に21世紀枠を選出しますからねえ。
箕島と近江の選考は難しいですが箕島と桐蔭の比較となると(この比較は無意味とわかっていますが)・・・。
という事ですが期待は香川の英明。
香川勢は昨年までの10年間でセンバツ出場僅か3校。
夏を合わせると2勝13敗という惨憺たる成績でした。
しかし今年の英明は一味も二味も違う印象です。
平成14年尽誠学園以来のベスト8進出を狙います。
九州勢はそれこそ勝手な印象ですがどうしても地味な印象です。
神村学園こそ決勝進出経験がありますが、他校はまずは甲子園2勝が大目標といったところではないでしょうか。
21世紀枠では松山東は注目されるでしょうね。
俳人というよりここでは日本野球のルーツとしての正岡子規出身校。
桐蔭と共に文武両道を地で行く松山東の戦い方に注目です。
ダラダラと書いてきましたが現時点での優勝候補を無理やり挙げると・・・。
仙台育英、二松学舎大付、敦賀気比、天理を4強として健大高崎、近江がこれに続くとしておきます。
最後までご覧いただきありがとうございます。