影無茶のスポーツ24/7

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サヨナラの場面、フィールド上の何人が状況を理解していたのでしょうか

18勝13敗と五つの貯金を作ってマツダスタジアムに乗り込んだジャイアン

ジャイアンツは地元凱旋の田口。

カープは好投報われず今季まだ勝ち星のない大瀬良。

逆にそろそろ勝ちにつながるのではとジャイアンツファンにとっては嫌な予感・・・。

結果はめったにみられないような変な負け方。

9回裏ワンアウト満塁。

打者小窪の打球はほぼ真上に上がったフライ。

よし!インフィールドフライ、ツーアウトだ・・・と思っていると、村田とフランシスコと實松が見合いをしてこれを取れず(取らず?)

すると、サードランナー野間が猛然とホームに突っ込んでくる!

えええ~!おおお~!

タッチしてチェンジや!って思ってたら、フランススコがホームベースを踏んで一塁に送球??

球審はアウトのジェスチャー(を確かにした)

その時点でもう訳がわからなくなってしまいましたが、すぐにサードコーチャーがアピールしてるのが見えたので、負けたな・・・と。

何故野間はホームに突っ込んできたのか?

フランシスコはわざとフライを捕らなかったのか?

フランシスコは何故ホームベースを踏むだけでタッチにいかなかったのか?

何故球審は一度アウトの宣告をしたのか?

フランシスコと村田は球審がインフィールドフライを宣言していなかったのを見てわざとボールを取らなかったのか?

しかしVTRを見るとサード塁審はしっかりインフィールドフライを宣告していました。

じゃあ球審はインフィールドフライの状況でないと判断していたのか?

ただのルール忘れだったのか?

何度かVTRを見ていると、ジャイアンツはフランシスコではなく實松がボールを取るべきだった・・・と思いました。

實松はわかっていたはずです。

サード塁審が見えていた訳ですから。

野間にタッチしてスリーアウトチェンジになったでしょう。

その場合野間のボーンヘッドで、大瀬良から勝ち星が逃げたって事になります。

いや、野間は球審がインフィールドフライを宣告していなかったのとサード塁審が宣告した事に気づかずホームに走るしかないと思っていたのかもしれません。

う~ん、やっぱりこれは球審に問題があったように思いますね~。

何だかわけのわからない状況でジャイアンツは負けてしまいましたが、綺麗にヒットを打たれてサヨナラ負けするよりはダメージが少ないのでは・・・と今自身を無理から納得させています。

大瀬良にとっては呪縛が解ける初勝利で今後勝ち星を重ねて行くきっかけとなるでしょう。

それはカープにとっても浮上のきっかけに成りえます。

まあ、野村氏の名言、「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という事で・・・チャンチャン。