F1世界選手権第6戦モナコGP決勝が本日行われます。
モナコGPはF1の中でも最も有名なレースと言って過言ではないでしょう。
ちょうどこの時期インディカーシリーズのインディ500も開催され1年で最もカーレースに注目が集まる時期です。
ホンダエンジンがマクラーレンと組んで復活した今季のF1サーカス。
復帰即トップ争いとは思っていませんでしたが、ここまで苦戦するとは複雑な心境です。
簡単にここまで5戦のマクラーレンホンダを振り返ってみます。
ポイント獲得はゼロ・・・。
最高順位は初戦オーストラリアでのジェイソン・バトンと4戦バーレーンのフェルナンド・アロンソの11位。
リタイヤが5回で内4回はエンジンに起因した物と思われます。
絶頂期のホンダを知っている者にとっては信じられない状況です。
何しろ一世を風靡したマクラーレン・ホンダですからね。
本人は後になって釈明しましたが、バトンはスペインGP後に「人生で最も怖い30周」と語り、ポイント獲得は無理とまで話していました。
そんなマクラーレン・ホンダ、今回のモナコではアロンソこそ(繰り上がり)13番スタートですが、バトンは(繰り上がり)10番グリッド。
マシンの大型化以降抜きどころがないモナココースですので、トラブルさえなければ初ポイントの可能性が出てきました。
幸いマシンの状態も良くなっているようで、ドライバー二人からもポジティブな話が発せられているようです。
バトンは予選でイエローフラッグの影響も受けており、決勝でのパフォーマンスを期待したいです。
今年は1シーズンかけて問題点を見つけては修正し、それを次回のGPで確かめる的な感じになってしまいました。
幸いドライバーはアロンソ、バトンと揃っていますので後半でポイントを積み重ね、来年はコンストラクター争いに食い込む事を期待しながらモナコの結果を待ちたいと思います。