イギリスGPはとても面白いレースでしたが、第10戦ハンガリーGPも見ごたえありました。
フェラーリ勢が最高のスタートでメルセデス勢を抑え1-2体制になった時は何だか懐かしい思いにかられました。
各チームがカラーリングを変える中で終始変わらぬ赤一色のマシンはこれぞF1って感じです。
中盤までは単調なレースでしたが、ヒュルケンベルグがバリヤにまっすぐ突っ込んでからは波乱の連続という展開へ急変しましたね。
ヒュルケンベルグのマシンからはずれたフロントウィングのパーツがコース上に飛び散りセーフティーカー導入。
せっかく大差をつけたフェラーリですが、これによりスタートやりなおしと同じです。
そこからが接触あり、複数台のバトルありの凄まじい展開。
レース終盤にはロズベルグがリカルドのパスを受け、焦りからかリアタイヤを接触させパンクして大きく交代。
リカルドはハミルトンとも軽く接触しており、共にメルセデス勢に非があったようですが、これが最終的にメルセデスの2台連続試合表彰台記録を逃すことになりました。
ハミルトンは無線でチームに対して総理、総理・・・いや、アイムソーリー ソーリーってしゃべってたように自身最悪のレースのひとつと述べるほどだったのに、ロズベルグより前でゴール出来たのはラッキーでしたね。
さて我らがマクラーレン・ホンダ。
ほとんど画面に映りませんが、ある場面、ペースを落としていたとは言え、アロンソがフェラーリのキミ・ライコネンをパスしたシーンはちょっと興奮しました。
他チームが様々なアクシデントに見舞われる中、ほとんど影響を受けず、最後もハミルトンの追撃を抑え5位入賞。
バトンも9位でポイントゲット。
今季初の2台完走!
高速サーキットではまだまだ難しい今季のホンダ。
ハンガリーはチャンスであることは確かですが、ここで結果が出なかった時のことを考えると正直祈るような気持でもありました。
メルセデス、フェラーリ勢ではないレッドブルが2台とも表彰台というのはちょっと悔しいですが、十分今後につながる結果を出せたと思います。
ほぼ1カ月夏休みとなりますが、チーム、ドライバーのモチベーションは益々アップしたことでしょう。
最後に解説の川井ちゃん。
相変わらず解説というよりF1好きのおっちゃんがテレビに向かって独り言をわめいてるって感じですね。
いや、私は好きなんですけどね。
私の中では今宮さん、森脇さん、川井ちゃんは永遠のトリオです(笑)
あらためて読み返すとセーフティーカー後のフェラーリについて何も書いてない(汗)
ベッテル素晴らしかったですね。
再スタート後も結局一人旅。