本格的な秋競馬が始まりいよいよトライアルレース華盛りという趣ですが今週は神戸新聞杯。顔ぶれをみて気付いたのはダービー出走馬がリアルスティールとタガノエスプレッソの僅か2頭。過去5年をさかのぼってみても最低3頭は出ていたので少々驚きです。皐月賞も何とこの2頭だけ・・・ということは残る13頭は春クラシック戦線に縁のなかった面々ということになります。抜けた1番人気が確実なリアルスティールが額面通りの力を見せるのか、昔良く言われた夏の上り馬が存在しているのか。今日は前走の成績から神戸新聞杯を考えてみようと思います。
まず最初に今年のダービー出走馬の状況を見てみます。
2冠馬ドゥラメンテは現在故障休養中。
2着馬サトノラーゼンは先週のセントライト記念に出走して1番人気7着。
勝ったのはダービー14着のキタサンブラックで2着にダービー10着ミュゼエイリアンという結果。
上り馬ではなくダービーで凡走してしまった2頭が連対しました。
ダービーに出走した18頭中、以降に出走した馬は7頭。
これが多いのか少ないのかは微妙ですがその内セントライト記念が前述の馬を含め4頭の出走でした。
そして神戸新聞杯には出走馬15頭中僅か2頭。
過去の神戸新聞杯の傾向を見るとダービー以来の馬の連体率が図抜けて高く、しかも最先着馬はほぼパーフェクトです。
そういう意味からリアルスティールは逆に言うと負けられない立場だと思います。
春にはあのドゥラメンテに勝っている事実。
ダービーは距離が長いという話がありましたが、同距離であってもこの顔ぶれでは形は作ってくるでしょう。
そういう意味でタガノエスプレッソも無視する訳にはいきませんが(人気なければなおさら)条件、オープン特別からここに向かってきた馬達からピックアップする必要も出てくる訳です。
条件と言ってもさすがに500万下組は苦しいと思います(キロハナは少々気になりますが)
1000万組からピックアップしたいと思います。
前走1000万を勝っているのはティルナノークとマッサビエルだけ。
特にマッサビエルはデビュー以来人気で結果を残していますので有力だと思います。
ティルナノークも無視出来ませんが、そのティルナノークの前々走白百合ステークス4着時の1着馬アルバートドックはぜひとも狙うべきでしょう。
500万組は無視したいのですが、前述のキロハナは気になります。
2戦2勝。
シンガリか馬券圏内。
そういう魅力があります。
4文字馬はウリウリ、イコピコなど何か気になります。
あとはダート路線から転向し前走初芝1着のジュンスパーヒカル。
ここまでをピックアップしておこうと思います。
まとめると。
◎リアルスティール いくらなんでも3着以内にはくるでしょう。
○マッサビエル
★ジュンスパーヒカル
以上のように決定しました
ちょっと印つけすぎましたかね(汗;)