いよいよ大詰めを迎えたセリーグペナント争い。首位に立ってなかなか負けないスワローズをドームに迎えた大事な大事な2連戦。V逸なら原監督解任で後継江川氏の声も上がる中、初戦見事に逆転で勝利しました。雨で流れた9月1日富山の試合が10月4日にドームに組み込まれたのは最終決戦を野球の神様が演出したのではと思う流れになって来ました。絶対に負けられない戦いが続くジャイアンツ。今日は中4日で菅野がエースのプライドをかけて登板してきます。
それにしても高木投手が同じ過ちを繰り返したにも関わらず、これも前回登板と同じく2回以降よく立ち直りました。
たらればですが初回3点で抑えられなかったら、この試合の結果だけでなくペナントの行方もそこで決まってしまいました。
2回に長野のホームランが飛び出しいける!って雰囲気が醸し出され、ルーキー岡本の同点タイムリー、阿部慎之助が勝ち越しセンターオーバーと主力と若手の融合で逆転したのは素晴らしく、ムード的にも最高でしょう。
投げては6回山口、7回マシソンがいずれも先頭打者を四球で出しながらもゲッツーで切り抜けて結果3人ずつで抑えたのも大きかったです。
その為9回澤村は7番、8番、9番の下位が相手となったので心理的には優位に立てましたね。
実際全球ストレート150K超えで正に気合が乗り移った快投でした。
これで5連勝。
私が想定していた優勝ライン76勝66敗1分けの貯金10まで残りを4勝1敗。
ここまできたら何としてもこのまま突っ走って欲しいです。
そのためにも今日の試合は本当に重要な戦いです。
スワローズは恐ろしいほどの破壊力の打線を持っていますが、投手力においてはジャイアンツの方が優っています。
それに何と言っても優勝経験の豊富さは大きな武器となるでしょう。
事実昨日は阿部、長野、ブルペン陣の3人が力を発揮してくれました。
今日も勝てば、1973年10.22の対タイガース最終決戦、1994年10.8伝説の対ドラゴンズ同率最終決戦に次ぐ2015年10.4決戦が現実味を帯びてきます。
いよいよこれは大変なことになって来ました。