4年契約最終年を終えたジャイアンツ杉内投手。今季6勝6敗は確かに物足りなく、8月以降に登板出来なかったことは大きなマイナスではありましたが、それにしても驚きの大減俸。90%4億5千万円ダウンはもうビックリポン!です。
杉内投手ジャイアンツ4年間の成績を振り返ってみます。
登板 勝利 敗戦 防御率 勝率 K/BB QS率
2012年 24 12 4 2.04 750 4.00 83.3%
2013年 24 11 6 3.35 647 3.04 54.2%
2014年 26 10 6 3.16 625 3.54 61.5%
2015年 17 6 6 3.95 500 2.66 52.9%
(データはプロ野球ヌルデータを参照させていただきました)
今季こそ股関節痛による成績低下が見られた物の、ホークス時代から負け数の少なさは特筆もので、一度として二桁敗戦はなく、貯金のできる投手であることは間違いありません。
今回杉内自ら退路を断つために大幅減俸をのむ意思を示したとのこと。
来季は進退をかける年となりました。
思えば杉内がホークスから移籍してきた2012年。
ジャイアンツ先発投手陣は、内海、杉内、ホールトン、宮國、澤村、ゴンザレスの顔ぶれ。
今季の先発ローテ投手を考えるとこれが僅か4年前のこととは信じられません。
何と言っても野球は投手力を中心とした守りが大切。
来季予想される先発陣は菅野、マイコラス、ポレダ、高木、の4名に大竹、内海が復活なるかというところですが、投手王国と言われた時期が嘘のような投げてみなければわからない投手陣。
確かにドラフト1位の立命桜井投手は逸材ですが、最初から計算に入れる訳にはいきません。
それならば、田口に期待をしたい所です。
杉内には何とかリハビリを乗り越えて来季後半、奇跡のカムバックを果たしバッタバッタと三振を奪う姿を見たいと夢見る今日この頃です。