プレシーズンテストの散々な出来で様々な波紋を各方面に投げかけることになったマクラーレン・ホンダ。
カーグラフィックTVのダイジェスト版だけで放映されていたウィリアムズ時代からホンダを応援し続けていますが、これほど重苦しい気持ちになった事はありません。
オーストラリアグランプリが終わりました。
順位は
優勝 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
6位 フェリペ・マッサ ウィリアムズ
7位 セルジオ・ペレス フォースインディア
10位エステバン・オコン フォースインディア
11位ニコ・ヒュルケンベルグ ルノースポール
12位アントニオ・ジョビナッティ ザウバー
13位ストフェル・バンドーン マクラーレンホンダ
リタイア7台でハースのみ2台リタイア。
アロンソはポイント圏内を走行していましたが54周で無念のリタイアとなりました。
次にプレシーズンテスト8日間でのチーム別周回数順位を記します。
1位 メルセデス 1096周
2位 フェラーリ 956周
3位 ウィリアムズ 800周
4位 ザウバー 788周
5位 フォースインディア 785周
6位 ハース 715周
7位 レッドブル 684周
8位 ルノースポール 597周
9位 トロロッソ 584周
10位マクラーレンホンダ 425周
周回を重ねたから、その結果が必ずしもレースに直結するとは限らないですが、もちろん直結するチームもある訳で、良い流れでシーズンに突入出来たのがフェラーリとメルセデス、それにフォースインディアも2台ポイントゲットなので順調と言ってよいでしょう。
テストから良い方に流れたのがトロロッソで周回数9位から本戦では8位、9位と十分前向きになれる成績。
悪い方に流れたのはハースで2台ともリタイアしてしまいました。
で、残念ながら悪い結果がそのまま直結したのがルノーとマクラーレンということになるのでしょうか。
それでもバンドーンは最後まで走り切り、アロンソもさすがの走りを見せてくれました。
多くの問題が発生したテストから僅か2週間。
2台とも完走目前まで走ることが出来たのは事実。
アロンソリタイアの原因はサスペンションのトラブルということで、少なくともパワーユニットそのものが原因ではないことで安堵している自分がいるのもつらいですが、テストでの惨状を考えると多少は前向きになれる結果なのかと思いたいです。
アロンソは当然ながら厳しい見方をしていますが、彼がプレシーズンテスト終了後に語った「シーズンは長い。逆襲する時間はある」という言葉をよりどころに、応援し続けたいと思う今日この頃、次の中国上海GPはすぐにやってきます。