ジャイアンツが見事な開幕ダッシュ。
オープン戦の状態から考えると嬉しい誤算です。
タイガースとの初戦に勝ってこれで6勝1敗。
打線が平均4~5点取って失点は2~3点。
見事な投打のバランスです。
ここまでのチーム防御率が2.32と12球団でトップ。
ほんま、びっくりポンやわ。
こんな状態はいつまでも続きませんから、勝てる内にどんどん勝っておきましょう!
ここまで打つ方で阿部、坂本など歴戦の勇士が勝利に貢献していましたが今日は将来の4番候補岡本や中井が活躍。
投手では開幕投手のマイコラスが粘りのピッチング。
昨年は期待を裏切ったマイコラスですが、子供も出来て今年はパパ頑張るとモチベーションもアップしているようです。
そんなマイコラス、6回に最大のピンチを迎えます。
上本、糸井、福留に広角3連打を浴びて2点差に迫られ、一死後とんでもない暴投で1点差。
鳥谷を打ち取ってようやく2死ながら同点ランナーが3塁の場面。
バッターは期待の若手北条。
その3球目、マイコラス北条の顔すれすれの所にストレートを見舞いました。
北条大きくのけぞる程の洗礼。
その後4球目をひっかけショートゴロで同点ならず。
続く7回のジャイアンツの攻撃。
CM中にマギーの2塁打。
長野の内野ゴロの間にマギー3塁進塁した時。
亀井が代打を告げられた場面。
タイガースのピッチャーは松田。
2球目、先ほどの回マイコラスが北条に投じたお返しとばかりに亀井の顔すれすれの所にストレートを見舞います。
のけ反る亀井。
しかし間2球をおいて5球目、明らかにボール球の低い球を振り抜いて技術で持って行ったセンターへの大きなフライ。
3塁ランナーマギー悠々とタッチアップからホームイン。
大きな大きな追加点をあげることが出来ました。
この北条と亀井。
同じように顔面すれすれの投球を浴びながら結果を出せなかった北条と結果を出した亀井。
経験の差と言ってしまえばそれまでですが、亀井の勝負強さを感じさせるこの犠牲フライがジャイアンツ勝利への大きなポイントだったと思う訳です。
明日は田口が先発。
昨年タイガース戦5勝0敗防御率1.67とほとんど打たれなかった田口。
この勢いを持続させて欲しいですね。