長くアメリカンフットボールを見ていますが、今までこんなにひどい行為を見たことはありません。
既に一部から問題提起が成されていますが、日本ではどちらかというとマイナーな競技なので少しでも多くの人に、このひどいプレーを知って欲しいと思い投稿致します。
愚行は関学最初の攻撃で行われ、日大91番の選手が5プレー中3回危険な行為を行いました。
【関東学生アメリカンフットボール】180506.日本大学vs関西学院大学1
関学QBがパスを投げ終わったあと、無防備な状態なのに後ろからフルスピードで危険なタックル。
2回目は5分50秒からの関学の攻撃。
ここでもまた、91番はボールを持たないQBにハードアタック。
誰が見てもボールと関係ない場所でのアタックで、ただただ危険な行為です。
この二つの行為だけでもひどいのに、これだけで終わらず7分31秒からの関学の攻撃で、91番はプレー終了後に関学選手に殴り掛かったのです。
ここでようやく資格没収、退場処分のコールが審判団から成されました。
スポーツマンシップの欠片もない悪質な行為。
フェニックスのユニフォームを着る資格などありません。
何故試合開始直後からあんな行為を行うのか?
これはもはやスポーツではありません。
伝統の一戦で気持ちが高ぶりすぎたということはあるかもしれませんが、精神をコントロール出来ないなら試合に出るべきではありません。
ご存知のようにアメフトは数あるスポーツの中でも危険度が高いです。
その昔、関学の名QB猿木選手が試合中に受けたタックルにより下半身不随になったことを知る人も少なくなったかもしれませんが、今回の行為はそうなる可能性も否定できないほどひどかったです。
大事に至らなかったのは本当に幸いでした。
91番の選手には猛省をしていただきたいのはもちろんですが、今後(91番に限らず)こういう事が起きないように各指導者は選手達にフェアプレーの精神を植え付けて欲しいです。