ホースマンなら誰もが夢見るダービー制覇。
いよいよゲートインが近づいてきました。
読者登録しているブロガーの方が的中への道を詳しく書いておられるので、私は少し違った角度から的中への道を探っていこうと思います。
冒頭に書いたようにダービーで勝つことは特別です。
他のGⅠとは明らかに違います。
ダービージョッキー、ダービートレーナー。
失礼を承知で書けば、ホープフルステークスジョッキー、ホープフルステークストレーナーとは呼びません。
ダービーは特別なのです。
勝てる馬以上に、勝てるジョッキー、勝てる調教師を探し出すことが他のGⅠより重要と私は考えています。
ひと昔前まではダービーを勝つ調教師はベテランが多かったです。
これは調教師を引退するまでに1度はダービーを勝ちたいという執念が、究極の仕上げにより愛馬を生涯最高の状態で出走させるからでしょう。
しかし定年制導入により全体的に調教師の平均年齢は下がりつつあります。
それでもダービーのここ5年の優勝調教師を並べると、
2013年 キズナ 佐々木厩舎 57歳(年齢は当時)
2014年 ワンアンドオンリー 橋口厩舎 68歳
2015年 ドゥラメンテ 堀厩舎 47歳
2016年 マカヒキ 友道厩舎 52歳
2017年 レイデオロ 藤沢厩舎 65歳
昨年ようやくダービートレーナーとなった藤沢調教師。
65まで取れなかったのが不思議なくらいです。
上記5人はいずれもダービー初勝利。
調教師から優勝馬を導き出す場合に、3番人気以内を条件にベテラン調教師は買い!という結論が導き出されます。
調べてみると、ここ40年でダービーを2勝した調教師は瀬戸口氏(ネオユニヴァース、メイショウサムソン)マツクニローテでおなじみの松田国氏(タニノギムレット、キングカメハメハ)松山康氏(ミスターシービー、ウィナーズサークル)の3名のみ。
今年の出走馬を見るとダービートレーナーは、松田国、池江、藤沢、矢作、藤原、友道の6人(8頭)いて、2度目のダービー制覇は1回目と同じくらいに困難な状況です。
それでは他の比較的ベテランと思われる調教師のダービー初制覇の可能性はどうでしょうか。
内から、宮(57)国枝(63)藤岡(57)の3調教師をベテランと位置付けます。
う~ん、宮厩舎のテーオーエナジー18番人気、国枝舎のコズミックフォース16番人気、オウケーンムーン12番人気、藤岡舎サンリヴァルは皐月賞2着なのに14番人気は不当人気?
人気からは明らかに消しです。
どうも今年は調教師より騎手から優勝馬を探る方が的中への近道かもしれません。
まずはダービージョッキー。
過去20年、武豊が5勝!、デムーロ、四位(今年は未騎乗)、横山が各2勝。
今年ダービーに騎乗する騎手でダービージョッキーは上記3人と、川田、ウチパク、池添、岩田、ルメールの8人であとの10人は未勝利です。
ダービー未勝利がちょっと不思議なのがエビショー、福永。
北村、戸崎、田辺、浜中あたりも、いつとってもおかしくないって感じでしょうか。
ところがエビショーは青葉賞を勝ったゴーフォザミットに騎乗しますが、昨年ダービー制覇の藤沢舎で2年連続はさすがにないかな・・・と。
福永は皐月賞1番人気4着のワグネリアンで面白いんですが8枠が何とも・・・。
戸崎、浜中、田辺はそれぞれ皐月賞1~3着馬に騎乗するのに稍重の皐月賞はフロックと思われているようで5番人気、14番人気、8番人気という信じられない低評価。
これだけ低評価だとこの3頭3連複を100円だけでも買っておこうかと思う程です。
しかしオッズは嘘をつきません。
今年の皐月賞組は4着~6着あたりに馬券圏内への突入が考えられますね。
ボウマンは不気味ですが今年は青葉賞組もあまり信用できないように思います。
ここまで書いて導き出された結論はすでにダービージョッキーの称号を得ている騎手が騎乗する馬が優勝する・・・というものです。
川田のダノンプレミアムは皐月賞回避が何とも痛い。
中内田調教師も将来を嘱望されていますが、さすがにダービー制覇はまだ早い。
横山ステイフーリッシュは厳しい。
さすがの武豊でもマル外のダービー制覇は難しい。
岩田グレイルも人気通りかと。
ルメールは怖い、でも2年連続ダービー優勝はさすがにないか・・・。
アーモンドアイで大きいところを狙ってください。
残った、ダービージョッキーは二人。
デムーロと池添。
キタノコマンドールにブラストワンピース。
ダービー馬はこのどちらかだと思います。
ダノンプレミアムが無敗のダービー馬として注目を浴びる訳ですが、結果はもう1頭の無敗馬だった・・・ってことは良くある話。
結論!今年のダービー馬は池添騎手騎乗のブラストワンピースってことで。
皆様に幸運を!
私にも。