大阪桐蔭敗れる
来年のセンバツ高校野球出場校を決める重要な要素となる各地区秋季大会。
いや、もう実際、ほとんどセンバツ予選と化していますが、何と、近畿大会であの大阪桐蔭が準々決勝で智弁和歌山に負けてしまいました。
銀河軍団とも言われた春夏連覇チームの後を継ぐチームだけに、どうしてもチーム作りに遅れが生じるのも無理がありません。
大阪大会決勝で履正社、近畿大会では智弁和歌山に敗れたわけですが、勝った両校にしても今まで大阪桐蔭の厚い壁に何度も跳ね返されてきたチーム。
勝利した思いは格別でしょう。
この2校はこれで近畿大会でベスト4。
センバツ出場は確実です。
近畿大会のゆくえ
近畿大会は今日(28日)4強が出そろいました。
バランスよく各府県1校ずつ。
この4校はセンバツ確定です。
近畿の出場枠は6として残り2校を予想してみます。
準々決勝で敗れた4校の中から2校が選ばれるのが自然です。
敗れた4校は
まず報徳学園は難しいでしょう。
1回戦で滋賀1位近江に勝ちましたが、兵庫3位は条件的に苦しいです。
福知山成美は京都1位なので可能性がありますが履正社に完敗は印象が悪い。
市和歌山は竜谷大平安と準々決勝で接戦を演じサヨナラ負けでした。
市和歌山は和歌山大会決勝で智弁和歌山に6対9と善戦しており、5校目に選ばれると予想します。
問題は6校目で福知山成美と大阪桐蔭のいずれを選ぶか悩ましいですね。
履正社と智弁和歌山、さらには龍谷大平安の準決勝、決勝の戦い方が両校の運命を左右しそうです。
一時の不振を脱して、最近好調の近畿勢。
昔のように7枠となれば報徳学園以外の7校で決まるでしょうが、他地区とのバランスを考えると6枠が望ましいと思います。
明治神宮大会で優勝すれば別ですけどね。
大阪桐蔭は春、夏、春連覇、春3連覇がかかっていますが、挑戦権も黄信号になってしまいました。
果たして!