影無茶のスポーツ24/7

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フィギュアスケートGPシリーズロス・テレコム杯プレビュー 及び 世界フィギュア選考基準から男女シングル日本代表を探る

GPシリーズも5戦目ロス・テレコム。

この戦いを終えるとファイナル進出選手が概ね見えてきます。

今回は後半で日本男女シングル世界選手権代表争いについて触れてみます。

ロス・テレコム杯男女シングル出場選手

男子(世界ランク順・11月12日現在:今季GPシリーズ獲得ポイント)
  • 羽生結弦(日本)             2位  15P
  • ミハエル・コリヤダ(ロシア)       4位   9P
  • モリス・クビテラシビリ(ジョージア)  16位   3P
  • キーガン・ミッシング(カナダ)     19位  13P
  • 友野和樹(日本)            24位   0P
  • アレクセイ・クラスノジョン(米国)   26位   4P
  • アレクサンドル・マヨロフ(スゥエーデン)28位   0P
  • ブレンダン・ケリー(カナダ)      36位   0P
  • イージージエ(韓国)          41位   0P
  • パウル・フェンツ(ドイツ)       42位  今回のみ
  • アンドレイ・ラズキン(ロシア)     55位   5P
  • アルツール・ドミトリエフ(ロシア)   82位  今回のみ
女子(世界ランク順・11月12日現在:今季GPシリーズ獲得ポイントについて)
  • アリーナ・ザギトワ(日本)        3位  15P
  • エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフ)10位   7P
  • 白岩優奈(日本)            19位   9P
  • リム・ウンス(韓国)          20位   5P
  • 山下真湖(日本)            24位  13P
  • アレクシア・パガニーニ(スイス)    38位   0P
  • ポリーナ・ツルスカヤ(ロシア)     42位   4P
  • ソフィア・サモドゥロワ(ロシア)    47位  11P
  • 松田悠良(日本)            63位   0P
  • グレイシー・ゴールド(アメリカ)   118位  今回のみ

平昌五輪金メダリスト羽生、ザギトワヘルシンキに続き再び揃い踏み。

二人とも表彰台に登れればファイナル進出決定です。

羽生はGPシリーズ初戦に勝てないジンクスを打ち破り今回も気合十分。

ロシアの地で再び鬼気迫る表情で他の追随を許さぬ構えです。

しかし何だか壊れそうな怖さも併せ持つ今季の羽生。

それだけが気がかりです。

男子ではキーガン・ミッシング、ミハエル・コリヤダがファイナル進出をかけて2位以上を狙います。

ミッシングは2位ならファイナル確定。

コリヤダは確定なら優勝が必要ですが、2位なら可能性が出てきます。

友野は既にファイナルの可能性はありませんが世界フィギュア代表第3の男を射止めるためにここでアピールしなければなりません。

それにしても日本男子、選手層がここ3年ほどで一気に薄くなりました。

 

女子はザギトワヘルシンキで見せた綻びを修正してくるか。

それとも多くの先輩が苦労している身体の成長によるバランスの崩れが彼女を襲っているのか?

ザギトワを追うは山下真湖、サモドゥロワ。

鮮烈なシニアデビューを果たした山下真湖選手。

紀平が史上初のGPシリーズデビュー戦優勝を飾りましたが、山下も同じGPシリーズデビュー戦となったスケート・カナダで僅差の2位。

紀平に持っていかれましたが、才能的には引けを取りません。

紀平とは全くタイプが違う山下。

エレガントな演技と高く美しいジャンプ。

カナダの滑りが出来ればファイナルは向うから転がり込んできます。

男子と異なり女子は次々若い選手が出てきますね。

後、注目はグレイシー・ゴールド。

平昌直前までアメリカチームのエースでした。

今回の復帰戦でどのような滑りを見せるのでしょうか。

世界選手権代表選考基準と現状

まずはおさらいの意味を込めて男女シングル選考基準を掲載いたします。

1人目: 全日本選手権大会優勝者は即決定。
2人目:以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して 1 名選考する。
A) 全日本選手権大会 2 位、3 位
B) ISU グランプリファイナル出場者上位 2 名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位 3 名
3人目: 以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して選考する。
A) 上記 A) から C) に該当し選考から漏れた選手
B) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位 3 名
C) 全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位 3 名
※ 最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須。
ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、世界選手権大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。

という物です。

 

いろいろ書かれていますが、要は全日本で結果を出すこと。

全日本参加は必須です。

昨年不出場で平昌代表に選ばれた羽生は特別です。

昨年平昌五輪で坂本花織選手が選考されましたが、基準を照らし合わせると全日本の成績以外は樋口選手が上回っていました。

しかし選ばれたのは全日本で輝いた坂本。

全日本の結果に重きをおく傾向は、今後益々顕著になると予想します。

群雄割拠の女子シングル勢。

今回の世界選手権代表も、GPファイナルで優勝すれば別ですが、全日本上位2名が優先的に選ばれるでしょう。

現時点で日本勢世界ランク最上位は樋口選手の4位。

これに三原、宮原が続き坂本は9位とここまでが一桁順位。

GPファイナルに最高で4名参加の可能性が残る日本女子。

既に進出が決まっている宮原は総合的に頭一つリードしており、全日本で表彰台に乗れば決まりでしょう。 

樋口選手は昨年と逆のパターン。

足をしっかり治して全日本に勝負を賭ける。

3枠復活の立役者。

GPファイナルは出ませんが全日本で表彰台なら代表確定だと思います。

あとは総合的に考えると坂本、紀平、山下が有望で、三原、本田もフランス杯の結果次第で全日本2位以上で可能性が出てきます。

今年の全日本女子シングルは世界選手権本番より見応えがあります。

過去最高の激戦となるでしょう。

男子は羽生、宇野は確実。

よほどのことがない限りこの二人が全日本で1位2位。

問題は第3の男で、田中刑事と友野ですが、男子は全日本の表彰台3人がそのまま選ばれることになるでしょう。

上位二人と差があり過ぎます。

女子に比べると寂しい状況ですね。

ではまた。