3日目の夜に親方に引退の報告をしていたんですね。
もうこれは、誰が見ても難しいと判断出来ましたからね。
思えば、なぜ怪我をした翌場所強行出場したのか・・・。
さらにいろいろと思いはありましたが、引退会見での
「一片の悔いもございません・・・」
など、記者の質問に対する受けごたえを見たら、もうそんなこと言っても、これは稀勢の里が決めた道だと私自身も吹っ切れました。
ほんとうに誰からも愛された横綱だったんですね。
エレベーター力士が多い中で安定した強さは群を抜いてました。
大関時代の勝率や準優勝の回数がそれを表していると思います。
それがここ一番の弱さにつながっていたこともありますが・・・(汗)
しかし最終的に横綱になったんですから。
昇進時に早すぎるという人もいましたが、新横綱の場所で土俵人生を狂わす大けがを負いましたが、それまでの強さは盤石でしたからね。
怪我が無ければもっと強い横綱として君臨できたかと思うと残念ですが、それも人生。
「一片の悔いもない」
逆読みすることも出来ますが、今はこの言葉を信じます。
さて、稀勢の里が引退。
白鵬は出場すれば合格の成績を残していますが、身体はボロボロでしょう。
鶴竜も頑張っていますが時間の問題。
他のスポーツでは新時代に向けてニューヒーローが出現しています。
大相撲こそ正に新旧交代の絶好機。
若手力士はいつ頑張るの!
今でしょ!(またこれ)
といっても、豪栄道も栃ノ心も年齢的には交代される側なのかもしれません。
高安はインフルエンザの影響が残っているんでしょうか。
千載一遇のチャンスですが、この機を活かせるかどうかは、運も大きな要素ですね。
見たくないのがエレベーター力士。
番付が上がると大負けし、
番付が下がると大勝ち、
おまえわざとやってるのかって言いたくなります。
頼むから誰か突き出てきてください。
この中に候補が居るのか、それとも全く違う力士が突き出てくるのか。
ニューヒーロー誕生を期待します。