影無茶のスポーツ24/7

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世界フィギュア 男子フリー 今季はネイサン・チェンのシーズンだったが北京はまだわからない

フィギュアスケート男子フリーが終わりました。

優勝はネイサン・チェン。

圧勝でした。

2位に羽生結弦

フリーで鬼気迫る演技を見せて王者の意地を見せることは出来ました。

3位がヴィンセント・ジョウ。

ネイサンだけではありませんぜ、僕のことも忘れないでくださいよ・・・

と言わんばかりの演技で3強の一角を崩し見事表彰台。

その3強の一人宇野昌磨はフリーで崩れて4位という不本意な結果。

宇野のこの崩れ方は説明がつきません。

考えられるのは、足の捻挫の回復が思った以上に遅れている。

そうとしか考えられませんね。

羽生は世界選手権3度目の銀メダル。

彼はソチ五輪以降シーズンを通して完璧な体調で過ごせたことがなく、今季も4カ月のブランク明けでのぶっつけ。

それであれだけのフリーを演じられるのがもう信じられません。

ネイサンは平昌の失敗の無念を少しだけ晴らすことが出来ました。

SPもフリーも羽生に完勝ですからね。

冒頭のクワドルッツ。

GOEが何と4.76!

クワドとは言え単独ジャンプ1本で16.26点を獲得しており何ともはや、ぶったまげるしかありません。

羽生の演技直後、あの喧噪とプーさん洪水のあとで、あれだけの演技が出来る。

燃える男のバラードと静かなる男のワルツ。

好対照の演技でしたが、ネイサンは心技体が最高の状態で仕上がっていましたね。

完璧な演技で世界最高得点。

目の前で快挙を見せられた羽生。

闘志に火がつきました。

今まで数多くの壁を超えてきた羽生結弦

新たにそびえたった大きな壁。

これはもう羽生、北京までやめられません。

やめられる訳がありません。

チェンと羽生の戦いは新たな次元に入って来季以降も火花を散らし続けるでしょう。

ゴールは北京五輪

ではまた。