どうも今年はチームの好不調の波が大きく、ゴルフのような大逆転が可能な状況。
セリーグもパリーグも交流戦終盤からそんな状況が起きているようです。
カープについては5月大反撃に出て一気に首位に躍り出たとは言え、開幕直後の状態を見ているので去年までのカープではないとは思ってましたが、ここまでの急ブレーキは予想外でした。
ジャイアンツについては願望を込めて交流戦に期待を持っていましたが、実際にその通りになったのは下位打線でも点を取れるように各選手が勝負強くなっており、ベンチに一体感が生まれているからでしょう。
あれよあれよという間に2位に6.5ゲーム差の首位。
短期間でこんなことになるとは・・・。
まだ独走なんて言葉は使いたくありませんが、嬉しい状況なのは間違いありません。
選手の結果
スコア
7月2日 対ドラゴンズ 6対0 〇
7月3日 対ドラゴンズ 7対6 〇
7月4日 対ドラゴンズ 5対3 〇
7月5日 対ベイスターズ 8対4 〇
7月6日 対ベイスターズ 4対3 〇
7月7日 対ベイスターズ 4対6 ●
主な打者の成績
亀井 20打数7安打 .350 打点4
坂本 21打数8安打 .381 打点10
丸 22打数9安打 .409 打点6
岡本 20打数2安打 .100
大城 15打数2安打 .133 打点1
ビヤヌエバ 16打数5安打 .313 打点4
若林 18打数4安打 .222 打点2
陽 12打数3安打 .250
阿部 9打数3安打 .333 打点3
炭谷 8打数1安打 .125
小林 6打数2安打 .333 打点1
山本 5打数2安打 .400 打点1
重信 3打数1安打 .333
週間チーム打率 192打数53安打 .276
投手成績
7月2日 菅野 9回 自責点0 完封
7月3日 桜井 3回 自責点3
7月4日 今村 6回 自責点2
7月5日 山口 8回 自責点2
7月7日 高橋 2回2/3 自責点0
週間ブルペン陣防御率 18回1/3 自責点14 防御率6.87
感想
交流戦明けリーグ再開後から今季最長7連勝。
火曜日から始まった9連戦も6試合消化で5勝1敗。
まずは文句のつけようがない結果です。
パリーグが上位に名を連ねる中、交流戦2位は地力が強化されている証拠。
交流戦4位のベイスターズにもスイープの可能性十分だったんですがねえ~。
でも敗戦の中にもマシソンの復帰など明るい材料も見られたので良しとしましょう。
9連戦初戦は菅野が万全ではないピッチングながら完封勝利。
これが大きかったですね。
危なっかしいところもありましたがエースの完封はチームの士気を鼓舞しました。
翌日のドラゴンズ戦では取られたら取り返す粘りの野球でサヨナラ勝ち。
いつの間にか接戦を物にする強さもついてきました。
相変わらず安定のピッチングを見せてくれる山口。
メルセデスも久々にQSで6勝目。
この3人に、首脳陣の信頼を得た桜井、今村と先発陣は安定してきました。
結局不安はブルペン陣ということになるのでしょうか。
先週はチームの好調に隠れていましたが終盤に点を取られるケースが目立ちました。
ファイターズから移籍の鍵谷もアピールに失敗。
日曜日は野上、鍬原がツーアウトから失点。
リリーフは難しい局面での登板が多いので打たれると目立ってしまいますが、そこを切り抜けて初めて勝利が見えてくるので踏ん張って欲しいです。
勝利の方程式はまだ見えていません。
今日から2位浮上のタイガース3連戦。
ゲーム差は開いていますがアウェイ甲子園での首位攻防戦。
タイガースは現在ジャイアンツに4連勝中。
熱いタイガースファンが待ち受ける中、激闘必至の情勢です。
ジャイアンツは初戦中5日で菅野が登板。
前回の完封が本物かどうか。
今日菅野で勝ったらジャイアンツには更なる勢いがつく大切な試合。
オールスター前の3連戦は後半戦を占う戦いとなりました。
ではまた。