オーストリアGPでマックス・フェルスタッペンの神ドライビングで念願の優勝。
やや不得手と言われていたシルバーストーンでも勢いを見せられるか注目のレッドブル・ホンダ。
結果は消化不良の4位、5位。
フェルスタッペンはセバスチャン・ベッテルのおかま事故により表彰台が消えました。
いい方に考えると、よくあれでレース復帰が出来て5位に滑り込んだものです。
コース外に弾き飛ばされた時点でエンジンが止まってしまう可能性もありました。
フェルスタッペンによると、けっこう車体も傷んでいたようで、完走出来て5位でポイント獲得は不幸中の幸いだったということでしょう。
ベッテルもすぐに非を認め謝罪に向かい、フェルスタッペンも受け入れたようなので、この件について第三者はもう忘れなければなりません。
ヘルムート・マルコは激怒しているようですが(笑)
まあ当然ですかね。
今回はピエール・ガスリーがようやくポテンシャルを発揮出来たのが嬉しいニュース。
フリー走行ではフェルスタッペン上回り、予選でも0.314秒差に迫る5位でフェラーリ勢2台の間にレッドブル2台が入り込むことに成功しました。
決勝でもフェラーリ勢と見ごたえのあるバトルを展開していましたし、ようやくこれでスタートラインに立てたのではないでしょうか。
最新のニュースでガスリーがチームオーダーを無視したという記事を見ましたが、どうもガスリーを引きずり降ろそうとする輩がいるように思えてなりません。
はっきり言って不愉快ですね。
とは言うものの、実際ガスリーには大きな期待が持たれているでしょうから、もっと継続して能力を示す必要はあります。
ガスリーにはこれをきっかけにブレイクスルーして欲しいです。
ここ2戦、レッドブルとフェラーリ勢のバトル、とりわけフェルスタッペンとシャルル・ルクレールの攻防が熾烈で非常に面白い。
ピットストップでもあわやのシーンがあったりと、次世代を担う若手ドライバーの攻防はこれからも期待大ですね。
レッドブル勢2台とフェラーリ勢2台の抜きつ抜かれつの展開も見ごたえがあり、なんだかこんなに面白いF1は久しぶりだなあって思います。
次戦はドイツGP、ホッケンハイム。
今年のF1も折り返しの11戦目となります。
かつてのコースとは全く別物ですが名物リンクであることは間違いなく、メルセデス勢にも追いついて上位3チームの熾烈な争いが見られることを期待します。
ではまた。