オールスター明け直後、最大10・5ゲームあった2位との差。
その10・5ゲーム差をつけた日以降2勝13敗。
通常3ゲーム差を縮めるには1カ月かかると言われますが、その格言はもう古い?
先週のカードはCS対決も考えられるカープとベイスターズ相手の6連戦。
まずはカープ戦。
初戦に勝利し、ホームで勢いに乗るかと思ったのに結局苦手意識を払拭できず。
続く眼下の敵ベイスターズとの直接対決では差を広げるチャンスなのに3連敗。
差を広げるどころか0・5差まで肉薄されてしまいました。
今年は好不調の波が激しいチームが多く、ジャイアンツもその波にのまれました。
セリーグのペナント争いは予断を許しません。
先週の結果
スコア
7月30日 対カープ 8対5 〇
7月31日 対カープ 2対3 ●
8月1日 対カープ 2対8 ●
8月2日 対ベイスターズ 2対4 ●
8月3日 対ベイスターズ 5対6 ●
8月4日 対ベイスターズ 2対3 ●
主な打者の成績
若林 23打数5安打 .217 打点1
坂本 23打数9安打 .391 打点5
丸 22打数9安打 .409 打点3
岡本 20打数5安打 .250 打点4
亀井 25打数6安打 .240 打点1
ゲレーロ 21打数5安打 .238 打点5
山本 12打数2安打 .167
大城 7打数0安打
小林 8打数1安打 .125
炭谷 5打数1安打 .200
岸田 4打数0安打
重信 4打数1安打 .250
週間チーム打率 198打数47安打 .237
投手成績
7月30日 山口俊 7回1/3 自責点5
7月31日 高橋 2回1/3 自責点3
8月2日 菅野 6回 自責点4
8月3日 今村 5回 自責点5
8月4日 桜井 5回1/3 自責点2
感想
菅野投手がですね・・・。
相変わらずピリッとしません。
昨年までの菅野でないのが今後の戦いへの不安材料なのは間違いありません。
8勝を上げてはいますが、ここまで通算防御率4.09。
昨年とは何かが違います。
個々の指標を見ると(昨年が良すぎたこともありますが)決して悪いと言い切れないんですが、球威がないのか、リードを読まれているのか、昨年の半分の投球回数なのに被本塁打は昨年シーズン通しての14本に対して今年は早や18本。
連打を浴びてしまう、長打を打たれてしまう。
それが目立ちます。
それでも8勝はあげているのはさすがで、二桁に到達さえすれば(してもらわないと困りますが)来年は心配しなくて大丈夫でしょう。
とにかくジャイアンツのポイントは1にも2にも投手陣のたて直し。
前回も書きましたが菅野、山口、桜井、今村、に続く先発投手が課題です。
メルセデスは6回80球あたりまでなら良いピッチングをするので、そこまで踏ん張らせて後をブルペン陣にお願いする。
場合によってはオープナーという方法も取ってメルセデスを4回あたりから登板させることも有りかもしれません。
あとはデラロサの先発起用。
走者有りで出たらいきなり青木にドッカーンと打たれたりしてますが、ランナー無しで登板すると比較的安定しているので先発を試す値打ちはあると思います。
メジャーでは先発で投げているので案外いけるかもしれません。
今週はドラゴンズ、スワローズとの6連戦。
下位2チームとの対戦なので貯金を増やすチャンスですが、逆にやり難いのも事実。
しかしジャイアンツとしては今後は調子を上げて行くサイクルであるはず。
先に書いたように、ジャイアンツのみならず他球団も今年は浮き沈みが激しい。
きっかけを掴めば大きく勝ち越していける可能性は充分にあります。
今週はそういった週にしなければ。
まずは8月の成績を5分に戻しましょう。
ではまた。