ラグビーワールドカップが始まりました。
開幕戦登場の日本代表。
目標のベスト8進出の為には絶対に落とせない・・・。
いや予選リーグを勝ち抜くためにはロシア代表には勝ち点5が絶対に必要です。
前回ボーナスポイントの差で決勝トーナメント進出を逃した日本代表。
何としてもロシアには4トライ以上取って勝つことが求められたわけです。
しかし開始早々緊張からかボールが手につかない日本代表。
その隙をつかれ7点先行された時にはどうなることかと思いましたが、少しずつ落ち着きを取り戻し前半終了間際逆転に成功。
これが大きかったですね。
リズムを取り戻した後半は安心して見ていられました。
結果として予定通り勝ち点5を獲得出来て良かったです。
しかし私は思いました。
エディージャパンが懐かしい。
ボールをつなぎ続けての連続攻撃。
継続ラグビーは見ていて大変面白く、ラックから流れるようなバックスラインのパス回しはとても美しいラグビーでした。
結果もついてきた。
南アフリカ戦のジャイアントキリングは今後も語り草となって皆の記憶に残ります。
予選突破はなりませんでしたが、間違いなく世界に鮮烈な印象を与えました。
それに対しジェイミージャパンはキックを多用する戦術。
私は決してラグビーのスタイルに対して批判をするつもりはありません。
勝利よりも戦い方を重視する人もおられますが(サッカーも)私は結局は見栄えが良いとされる戦術で戦っても、勝てなければ意味がないと思っています。
が、たとえそうであっても今日の日本とロシアのキック合戦のような展開はお世辞にも面白いとは言えません。
それでもベスト8目標、地元開催、開幕戦という大きなプレッシャーの中で勝ち点5を獲得したことは素晴らしかったです。
あたりまえですがこれもラグビー。
ジェイミー・ジョセフが勝つために選択した戦術。
それを信じて応援します。
残る3戦。
アイルランドに勝つのは至難の業ですが、サモアに勝って前回苦い敗戦を喫したスコットランドに雪辱しての決勝トーナメント進出。
これ以上ないドラマではありませんか。