待ちに待ったその瞬間がやってきました。
過去のジャイアンツの優勝で最終戦決戦はありましたが、それとは違う苦しい戦い。
ある意味最も苦労した優勝だったのではないでしょうか。
今年の最終的な勝率はⅤ9時代以降、ワースト3に入る低さ。
しかしここ3年は首位から17.5-16.5-13.5差離され全く優勝争いが出来なかった訳ですから、ペナント奪還が成っただけでも嬉しさ爆発です。
サンデーモーニングで張本氏が最大の補強は原監督と語ったようですが、それはかなりの部分当たっているように思います。
辰徳もいつの間にか還暦を迎えていますが相変わらずの若大将的雰囲気。
選手にとってある時は父親、ある時は先生、ある時は兄貴。
原監督最大の特徴は現有戦力を最大限に活かすことが出来る。
駒不足の状態に陥っても何とか形を作れる。
1軍と2軍の戦略的入替。
それによって確実に伸びてきた若手選手。
奇策とも言える捕手3人制。
山口俊の覚醒。
菅野も不調なりに何とか二桁勝利まで到達。
デラロサの戦力化。
それに何と言っても坂本の更なる躍進。
どんなに2位以下のチームに肉薄されても首位の座を明け渡さないしぶとさがこの1年で培われてきました。
こうして見ると、5年ぶりの優勝は必然だったと思えてきました。
10月9日からのCSファイナルステージ。
ここからはギフトのつもりで伸び伸びとプレーすれば良いと思います。
ジャイアンツ新たな歴史が始まります。
先週の結果
スコア
9月16日 対タイガース 1対2 ●
9月17日 移動日
9月18日 対ドラゴンズ 1対3 ●
9月19日 対ドラゴンズ 1対2 ●
9月20日 対ベイスターズ 9対4 〇
9月21日 対ベイスターズ 3対2 〇 優勝!
9月22日 対スワローズ 3対10 ●
主な打者の成績
亀井 18打数4安打 .222 打点1
坂本 16打数6安打 .375 打点4
丸 20打数1安打 .050
岡本 22打数6安打 .273 打点2
ゲレーロ 9打数2安打 .222 打点2
大城 16打数4安打 .250 打点1
重信 14打数2安打 .143 打点1
山本 11打数4安打 .364
石川 10打数2安打 .200
田中 17打数5安打 .294 打点2
小林 8打数3安打 .375 打点2
陽 6打数1安打 .167
増田大 2打数1安打 .500 打点1
週間チーム打率 190打数42安打 .221
投手成績
9月16日 桜井 6回 自責点2
9月18日 高橋 6回1/3 自責点2
9月20日 山口 6回2/3 自責点4
9月21日 戸郷 4回2/3 自責点2
9月22日 桜井 4回 自責点8
感想
菅野が腰痛で登録抹消により、完全に駒不足の先発投手陣。
選手はルーキー戸郷を先発させたりしてやり繰りが大変でした。
そんな中見事に優勝。
メルセデスが六回までは、ほぼ完ぺきなピッチングを見せており、CSローテに名乗りを上げました。
早速登録抹消で次はCSの出陣となるのでしょう。
菅野は何が何でも出るでしょうから、山口、菅野、メルセデスまではCSローテ確定。
もう一人を桜井、高橋で争うと言ったところでしょうか。
ではまた。