今年のF1サーカスは終盤にきて大きな変動が起こっています。
今シーズン何回目の変動でしょうか。
メキシコGPからレッドブルが再び勢いを増してきました。
そのメキシコで降格にはなりましたがフェルスタッペンが予選トップタイム。
状況が上向いてきて来年にとって良いニュースと思ってはいましたが、まさかブラジルGPでポールトゥウィンを成し遂げるとは!
確かにここにきてレッドブル内部だけでなく他陣営からもホンダPUの評価が高まってはきていました。
この勝利で流れ的には一気にメルセデス、フェラーリ勢を追い抜いて、最速で信頼性も備えるPUとしての評価を得ようとしています。
嬉しい!本当に嬉しい。
フェルスタッペンの勝利ももちろん嬉しいですが、ガスリーの2位は泣きそうになるほど嬉しいです。
トロロッソのマシンがハミルトンの猛追を振り切って2位なんて・・・。
本当に価値ある2位でした。
ガスリーは腐らず頑張りましたね。
ホンダにとって1-2は、鈴鹿のゲルハルト・ベルガー、アイルトン・セナ以来なんですってね。
確かセナが最後にベルガーに勝ちを譲ったレース。
懐かしいです。
そんなセナの母国ブラジルでの1-2。
何か不思議な力を感じます。
残すはアブダビのみ、過去何度も書いたウィリアムズ・ホンダが終盤3連勝して翌年のブレイクスルーにつなげた時と同じような状況になってきました。
いやいや・・・喜ぶのはまだ早い。
今年は期待すると裏切られるパターン(笑)
しかしこれだけは間違いありません。
昨年までの苦しい時期を乗り越えて、今年フェラーリ、メルセデスと同じ土俵で論じられるまでになったこと。
ここまで復活してきたことの喜びはどう表現して良いのか言葉では表せないほどの気持ちです。
来年のレギュレーションはほぼ今年の延長線上にある内容。
3強のガチな戦いが繰り広げられるでしょう。
史上最年少ドライバーズチャンピオンを目指すフェルスタッペンを擁し、最高にエキサイティングなシリーズとなりそうな予感。
今シーズン有終の美を飾って来季に向かおうではありませんか。