第1回目のバルセロナテストが終わった。
命運を左右する大事な大事なテストの1回目3日間。
今年から1日短縮されたので2回行われるテストで合計2日間の短縮。
これって結構各チームにとって影響大きいと思うが、決まった事なので仕方ない。
そんな中メルセデスが革新的なステアリングを導入し物議を醸している。
違法だの問題ないだの賑やかだが、こうした物が飛び出してくるのもプレシーズンテストの面白いところだ。
実戦で機能するか不透明だが、王者のプライドを見せてもらった。
我らがレッドブルとアルファタウリも極めて有意義なテストを行えたようだ。
タイム的にはメルセデスやレーシングポイント、ルノーが上回っているが、そもそも履いているタイヤの選択もテスト目的によって異なっているし、レッドブル陣営がタイムは気にしないと明言しているのでそこは気にしなくて良いだろう。
1回目テストの最大の目的は多くの周回を重ねてデータを収集する事だ。
レッドブルが3日間で468周、アルファタウリ382周。(F1‐Gate.comによる)
まずは十分に合格だろう。
両チームのドライバーもコメントを読むと実にポジティブ。
さらに陣営は1回目テストで使用した車は完成形ではないと語る。
今週から始まる2回目のテスト。
当然他のチームもより完成形の、特にフェラーリは大きく変わってくると思うが、レッドブル、アルファタウリがここまでは極めて順調なのは間違いないだろう。
今週のテストではエンジンモードをフルパワーにしてアグレッシブに攻めるだろうし、3月15日の開幕戦ではさらにアップグレードされた2020年型マシンがお目見えすることになる。
昨年はマックス・フェルスタッペンが開幕戦でいきなり11年ぶりにホンダを表彰台に導いてくれた。
あれから1年。
今年はより高い目標に向かって、いよいよワクワクどきどきが止まらない。