東京オリンピックの延期が正式に決まった。
つい数日前までは予定通り開催と声を揃えて発言していた関係者。
それが極端に言えば僅か1日で180度変わって延期が決定。
誰がそのことを最初に言うかの調整が成されてただけなのだろう。
予定通りの開催なんて誰が見たって無理な状況。
各国NOCや選手達が不参加を表明するに至ったので大義名分が立ったということだ。
延期期間は遅くても1年以内とのこと。
気候的には来年5月が一番良いので、そこに持っていって欲しいが。
そうなればマラソンも東京で出来る。
7月の世界水泳も8月の世界陸上もやろうと思えばやれるだろう。
しかし現実的なのは丸一年の延期。
世界水泳、世界陸上の為にオリンピックを2年延期するよりは余程現実的だ。
問題は選手選考だが、これは競技によって異なる考え方になるだろう。
2年延期なら全種目やり直し確実だが1年ならそのままという競技もあるはずだ。
これは延期期間が正式決定しなければ決めようがないのでもう少し様子見だ。
今日のニュースを見ていると、1年延びて果たして盛り上がるのか?
こんな論調を展開している局があったが、それについては全く心配ない。
日本人は直前まで冷めていても、いつも本番が始まると熱狂と化す。
繰り返すが全く心配ない。
大いに盛り上がるだろう。
とにかく今はコロナウィルスを抑え込むことが先決。
ここまで、五輪の開催がどうなるのかということが、世間では心理的なマイナスになっており、これが明確に延期と決まったことでその負担が取り除かれ、皆が前向きな気持ちを持てるのではないだろうか。
聖火も福島に留まり来年改めてリレーを始めるとのこと。
やはり聖火は希望の光なのだ。
一歩前進!