コロナ禍によりセンバツのみならず夏の選手権も中止になった高校野球。
夏の選手権予選は無くなってしまったが、県主催で各都道府県の独自大会として開催されたのはご承知の通り。
では一体どこが優勝したのか、意外に知らない人が多いのではないだろうか。
今回記録として見てもらえるよう朝日新聞デジタルを参照し、以下に県別で優勝、準優勝、ベスト4を北から書き並べてみた。
優 勝 準優勝 ベスト4
- 北北海道 クラーク国際 旭川龍谷 旭川実業、武修館
- 南北海道 札幌第一 国際情報 駒大苫小牧、札幌第一
- 青森 青森山田 八戸学院光星 弘前実、弘前東
- 岩手 一関学院 盛岡大付 花巻東、高田
- 秋田 明桜 能代松陽 由利、秋田商
- 山形 鶴岡東 東海大山形 山形中央、日大山形
- 宮城 仙台育英 仙台 仙台一、東陵
- 福島 聖光学院 光南 須賀川、福島成〇
- 茨城 ※1 水戸啓明、霞ケ浦、土浦湖北、明秀日立
- 栃木 ※2 宇都宮商、国学院栃木、足利大付、作新学院、文星芸大付、白鷗大足利、佐野日大、青藍泰斗
- 群馬 桐生第一 県大高崎 前橋商、前橋育英
- 埼玉 狭山ケ丘 昌平 浦和学院、正智深谷
- 千葉 木更津総合 専大松戸 市船橋、八千代松陰
- 東東京 帝京 関東一 東亜学園、大森学園
- 西東京 東海大菅生 佼成学園 国士館、創価
- 神奈川 東海大相模 相洋 三浦学苑、星槎国際湘南
- 山梨 東海大甲府 山梨学院 甲府城西、帝京三
- 新潟 中越 日本文理 村上桜ヶ丘、上越
- 長野 佐久長聖 飯山 上田西、東京都市塩尻
- 富山 高岡第一 石動 高岡商、高岡向陵
- 石川 日本航空石川 星陵 津幡、金沢商
- 福井 敦賀気比 福井工大福井 福井商、武生商
- 静岡 聖隷 浜松開誠館 静岡商、駿河総合
- 愛知 中京大中京 愛産大工 岡崎工、愛知黎明
- 岐阜 大垣日大 中京 岐阜第一、大垣北
- 三重 いなべ総合 四日市工 津西、松阪商
- 滋賀 近江 水口東 滋賀学園、綾羽
- 京都 ※3 北嵯峨、北稜、京都共栄、京都文教、洛東、京都翔英、乙訓、龍谷大平安
- 大阪 ※4 関大北洋、履正社、大阪学院大、大阪桐蔭
- 兵庫 ※5 赤穂、報徳学園、東播磨、神港橘、県尼崎、三田松聖、神戸第一、神戸国際大付
- 奈良 天理 奈良大付 智弁学園、高田商
- 和歌山 智弁和歌山 初芝橋本 日高、箕島
- 岡山 倉敷商 創志学園 岡山理大付、おかやま山陽
- 広島 広島商 広陵 高陽東、武田
- 鳥取 倉吉東 鳥取城北 米子工、倉吉北
- 島根 益田東 立正大淞南 開星、三刀屋
- 山口 高川学園 桜ヶ丘 豊浦、宇部工
- 香川 尽誠学園 高松商 丸亀城西、大手前高松
- 徳島 鳴門 徳島商 生光学園、阿南光
- 愛媛 松山聖陵 宇和島東 済美、帝京五
- 高知 高知 明徳義塾 高知商、岡豊
- 福岡 ※6 西日本短大付、福岡、飯塚、九州国際大付
- 佐賀 龍谷 敬徳 早稲田佐賀、唐津商
- 長崎 大崎 鹿町工 長崎南山、波佐見
- 熊本 ※7 秀岳館、文徳、有明
- 大分 津久見 大分舞鶴 佐伯鶴城、柳ヶ浦
- 宮崎 宮崎日大 宮崎学園 日向学院、延岡工
- 鹿児島 神村学園 国分中央 樟南、鹿児島玉龍
- 沖縄 八重山 未来沖縄 ウェルネス沖縄、美里工
※1 茨城県大会は準々決勝で打ち切り
※2 栃木県大会は3回戦で打ち切り
※3 京都大会は8ブロックに分かれてブロックごとに決勝戦開催
※4 大阪大会は準決勝で打ち切り
※5 兵庫大会は5回戦で打ち切り
※6 福岡大会は4地区に分かれて地区ごとに決勝戦開催
一覧になった表がなかったと思うので、少し見にくいがご覧いただければ幸いだ。
尚、東北6県は各優勝校が集い独自の東北大会を開催し聖光学院が優勝している。
東京でも東西東京の優勝校同士が東西決戦と銘打って試合を行い、東海大菅生が帝京に3対2で勝利している。
これは画期的な試みで盛り上がったことだろう。
独自大会は当初よりベスト8決定時点で終了や、決勝まで予定はしていたが雨天順延が多く日程を消化できなくなったケース、県内をブロック別に分けてブロックごとに決勝戦を開催する県など、それこそ県独自の方法で開催するケースも見られたが、多くの県は決勝戦まで開催。
3年生にとって救われる大会になったと思う。
コロナについては特徴も見えてきたが、まだ未知な部分もあり、冬に予想される第3波の規模や毒性の変化によっては来年の開催も予断を許さない。
一刻も早くコロナが終息することを願うばかりだ。