感想
巨人がペナントレース全日程を終えた。
一時のどん底を脱し、先週は2勝1敗1分で終えたが結局5割には戻らなかった。
9月2日に15あった貯金が僅か1カ月と少しで借金生活とは誰が想像できたか。
逆噴射の原因はいろいろあるのだろうが、目に見える最大の原因は9月以降点が取れなくなったこと。
8月以降、多くの選手が打率を落とした。
毎週主な打者の成績を記しているが、打率をどんどん落としていった。
最終打率は坂本2割7分1厘、岡本2割6分5厘、丸2割6分5厘。
規定打席に達した選手で最高打率は松原の2割7分4厘。
年間安定してこの打率なら(主力としては低すぎるが)まだしも、8月以降急降下。
打撃陣だけではない。
投手陣は7月から調子は下降線だった。
上手い具合に休みに入ったと思ったが結局オリンピック明け8月以降さらに数字は悪くなってしまった。
8、9、10月のチーム防御率は4点前後。
数字から見ても9月以降はチーム全体の調子落ちが顕著だった。
これが急ブレーキの最大原因だ。
コンディショニングの失敗。
休暇期間何をしていたのかと言いたい。
143試合の総得点が552点で1試合平均にすると3.8。
チーム防御率が3.63なのでバランスよく投打の歯車がかみ合えば極端に言えば全勝してもおかしくはない訳だ。
それが結果として借金1。
何故ほとんどの選手が休み期間の調整に失敗したのか。
糸が切れたかのような落ち方。
目に見えない何らかの要因が重なったとしか思えない。
CS制度は反対だし、5割に満たないチームがCSに出るのは違和感しかない。
だが制度としてあるので、ここは下剋上を達成してCSへの批判を高めることで制度を破壊して欲しい。
先週の結果
スコア
10月19日 対DeNA 4対4△
10月20日 対DeNA 3対2〇
10月23日 対ヤクルト 11対1〇
10月24日 対ヤクルト 4対6●
主な打者の成績
松原 16打数3安打 打点2 .188 .274
坂本 13打数1安打 打点0 .077 .271
丸 13打数8安打 打点5 .625 .265
岡本 11打数3安打 打点1 .273 .265
ウィーラー 9打数2安打 打点4 .222 .289
中田 11打数2安打 打点0 .182 .154
大城 13打数3安打 打点1 .231 .231
吉川 7打数1安打 打点1 .143 .272
廣岡 9打数3安打 打点6 .333 .189
立岡 7打数2安打 打点0 .286 .205
中島 6打数1安打 打点0 .167 .271
若林 3打数1安打 打点1 .333 .239
週間チーム打率 131打数31安打 .237 .242
※赤字は今期最終打率
投手成績
10月20日 山口 5回 自責点2 3.56
10月23日 菅野 5回 自責点1 3.19
10月24日 戸郷 4回 自責点6 4.27
※赤字は今季最終防御率
CSファーストステージは11月6日から。
果たして相手は阪神?ヤクルト?
私は原監督は今年で辞めると思う。
意地を見せて欲しい。