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ワールドカップアジア最終予選 日本代表サウジアラビアに完勝で次戦豪州戦が大一番

ワールドカップアジア最終予選

日本がサウジアラビアに2対0で勝利、勝ち点3を獲得した。

完勝だった。

南野の先制点のあと、見ていて全く負ける気がしなかった。

ついこの前まで不安定な戦いぶりを続けていたのが嘘のような戦いぶりだった。

日本代表は以前から中東のチームに苦戦をすることが多かったが、その中東相手にこれだけ圧倒する戦いを見たのは記憶にない。

オーストラリアがオマーンと引き分けたので、3強で日本だけが前進した印象だ。

とは言っても何もまだ決まっていないのも事実。

現時点で3か国の勝ち点はサウジアラビア19、日本18,オーストラリア15。

グループAは既にイラン、韓国が本戦出場を決めているので大変な違いだ。

3か国の残り2試合は、

3月24日 ●オーストラリア対日本 ●中国対サウジアラビア

3月29日 ●日本対ベトナム    ●サウジアラビア対オーストラリア

この2戦で運命が決まるが、置かれている立場で戦い方が変わってくる。

オーストラリアは日本戦、勝ち点3獲得が至上命令なので何が何でも勝ちに来る。

現在3位のオーストラリアは日本に勝てば勝ち点で並び得失点差で2位に浮上する。

日本は完全アウェイとなるので厳しい戦いを強いられるが、サウジ戦が明日につながる戦いだったので期待は十分に持てる。

サウジは日本に完敗したが次戦中国戦に勝てば本選出場が決まる。

日本戦では何も出来なかった。

敗退のショックは大きいと思うが依然最も本戦出場に近い位置にいる。

中国戦はアウェイになるが試合会場がどこになるかで様相が変わる。

今回の最終予選、中国はホームを中東で戦っており必ずしも恩恵を受けていない。

サウジ戦も中東で行われたらホームのようでホームでない(べんべん)。

しかしサッカーは消化ゲームのような戦い方をしないスポーツだ。

中国は初戦アウェイでサウジに2対3と点の取り合いを演じている。

一泡吹かせようと捨て身でサウジに挑む。

ワールドカップの予選は何が起こるかわからない。

とは言う物の常識的に考えればサウジは中国に勝つだろう。

それを前提で、本戦出場上位2チームが最終的にどこになるのか考えてみる。

日本とオーストラリアは引き分けの確率が最も高い。

上記の結果ならサウジは勝ち点22となって2位以内確定で本戦出場決定だ。

日本は19でオーストラリアが16。

終戦に本戦出場決定が持ち越されることになるが、このケースなら日本は最終ベトナム戦で負けない限り本戦出場決定だ。

日本はベトナムに勝って勝ち点22まで伸ばすだろう。

オーストラリアがサウジに勝っても勝ち点は19にしか届かない。

私はこのシナリオが最も実現可能性が高いと考えている。

但しオーストラリアに負けた場合は大変なことになる。

繰り返すが日本は勝ち点で並ばれ得失点差で3位陥落で、最終戦、地力で2位確保が出来なくなってしまう。

サウジが中国戦で本戦出場を決めていたら、モチベーション的にオーストラリアがサウジに勝つ可能性は高くなるだろう。

その場合、日本は得失点差でオーストラリアを上回るためベトナム相手に大量得点での勝利が必要になってくる訳だ。

そんなことにならないように、日本はオーストラリア戦で最悪でも勝ち点1を獲得しなければならない。

絶対に負けられない戦いがそこにも・・・あるのだ。

 

※2010年Wカップ予選以降の日本から見た対オーストラリアの成績

■7試合  2勝1敗4分 得点8 失点6

■ホーム  2勝0敗2分 得点5 失点2

■アウェイ 0勝1敗2分 得点3 失点4

 

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