両リーグ雑感
ヤクルトにマジックナンバー点灯。
夏の訪れも異常に早かったがマジックの点灯も恐ろしく早かった。
まだオールスターもやってないし。
まだ半分と少ししか試合してないし。
他の5球団の情けなさが際立ってしまう。
戦力的にはそこまでの差はないはずだ。
村上が3冠王になった場合史上最年少?
タラレバは意味がないが、巨人が外れ1位で取れてたら。
岡本、村上の左右大砲揃い踏みは王、長嶋に匹敵する超ド級だった。
いやいやこれこそ、捕らぬ狸の皮算用ってやつか。
パリーグは少しずつロッテが上がってきてついに5割到達。
オリックスまでの5球団は全てCS圏内のチャンスがある。
先週の巨人
スコア
6/28 対中日 6対2〇
6/29 対中日 2対3●
7/01 対広島 3対5●
7/02 対広島 0対2●
7/03 対広島 7対5〇
主な打者の成績
吉川 16打数4安打 打点2 .250 .290
ウォーカー 19打数4安打 打点0 .211 .299
丸 20打数5安打 打点3 .250 .283
岡本 17打数4安打 打点2 .235 .256
坂本 20打数8安打 打点7 .400 .302
ポランコ 15打数2安打 打点0 .133 .260
増田陸 17打数3安打 打点0 .176 .271
大城 16打数5安打 打点3 .313 .249
中田 6打数3安打 打点0 .500 .234
八百板 3打数2安打 打点0 .667 .318
中島 2打数0安打 打点0 .000 .231
週間チーム打率 166打数42安打 .253 .249
※赤字は今季通算打率
投手成績
6/28先発高橋 4回2/3 自責点1 4.24
6/29先発山崎伊 5回0/0 自責点2 4.36
7/01先発シューメーカー(負)4回2/3 自責点5 3.88
7/02先発菅野 7回0/0 自責点0 2.90
7/03先発堀田 3回1/3 自責点3 7.20
週間先発防御率 24回2/3 自責点11 4.01 3.74
週間ブルペン防御率 19回1/3 自責点4 1.86 3.95
週間投手陣防御率 44回0/0 自責点15 3.07 3.82
※赤字は今季通算防御率
感想
既に自力優勝の可能性をなくしている巨人。
先週は5試合で2勝3敗と負け越してしまった。
菅野登板試合はこれで3連敗。
エース登板日に勝てないのでは、この成績もやむを得ない。
月が変わって7月になったが6月までの巨人の勝敗は、
3.4月 20勝11敗
5月 11勝14敗
6月 9勝13敗
鰻下がりだ。
今年の巨人は今シーズン初勝利をあげた投手が多く出たのが特徴だったが、疲れがでたのか全員が少し伸び悩んでいる。
さらには昨年11勝を挙げた高橋投手がピリッとしない。
もっとも高橋投手の場合、昨年9月以降8試合先発して1勝6敗と大きく調子を落としており、巨人の大ブレーキの要因のひとつでもあったので、相手球団のスコアラーに丸裸にされているのだろう。
さらに手薄なブルペン陣。
大勢こそ気を吐いて記録的活躍を見せているが、ビエイラやデラロサがほとんど戦力になっていない。
平内や鍬原も頑張っているがやや登板過多気味。
赤星をブルペンに回してやり繰りしているが、全体的にピリッとせず救援防御率3.95は広島についで悪い数字だ。
今年は失策もワーストだし、今の巨人には残念ながらワクワク感を感じない。
ヤクルトにマジックが点灯し、優勝の可能性は限りなくないが、来年に向けて、かつて広島赤ヘル軍団が後半戦に勢いを増し、翌年以降の黄金時代到来の予感を感じさせたあの期待をこれからの巨人に求めたい。
あの時はCSがなかった訳だが、今は3位以内に入ればチャンスがある。
CSは邪道と常々思ってはいるが、制度としてある限りはそこを狙うのは当然だ。
今週は東京ドームで首位ヤクルトと、調子が上向きつつあるDeNAとの6連戦。
まずはヤクルトの15カード連続勝越しを阻止する意地を見せて欲しい。
ではまた来週。