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プロ野球 先週の巨人(7/5~10) ヤクルト戦勝ち越すも坂本登録抹消と菅野で4試合連続勝てないのは心配 

両リーグ雑感

首位を走るヤクルトにコロナウィルス集団感染が出てしまった。

土・日の阪神戦が中止。

20人もの感染者が出てしまったので仕方がないっちゃ仕方がない。

PCR検査を入念に行っているから陽性とわかるだけで、症状が軽い今のオミクロン系が主流の今は知らずに感染している人がもっと大量に居るに違いない訳で、そうでないと感染予防に人一倍気を付けている(はずの)プロ野球選手だけがこれだけ大量に感染するわけがないのだ。

複数の選手に感染者が出たら試合中止という仕組みをいったいいつまで続けるのか。

代わりの選手で試合をすれば良いのだ。

 

オリックスの紅林選手が頭に死球を受けた後も試合に出続けたようだ。

いったいぜんたいどうなっているのか。

少なくとも休場医務室で安静にするか、出来ればすぐに病院に行くべきだ。

いったいいつの時代の話だ。

 

先日も投稿させていただいたが、近本選手の連続試合安打が30で途切れた。

毎試合毎試合ヒットを打ち続けることが如何に難しいかは歴史が証明している。

野口二朗氏の記録31試合を長池氏が破るのに25年かかった。

その時の記録は1試合上回る32試合。

長池氏の記録を破ったのが8年後の高橋慶彦氏の33試合。

両氏とも新記録を達成した次の試合で力尽きている。

それほど継続するのがきつい記録なのだ。

その高橋氏の記録が実に43年間破られていない訳だから、アンタッチャブルレコードと言ってよい。

近本選手は連続安打が途切れた翌日に安打し、再び記録への挑戦の資格を得た。

連続試合安打の挑戦は実にエキサイティングだと思う。

先週の巨人

スコア

7/05 対ヤクルト 4対1○

7/06 対ヤクルト 4対3○

7/07 対ヤクルト 3対11●

7/08 対DeNA 3対3△

7/09 対DeNA 0対2●

7/10 対DeNA 4対8●

主な選手の数字

吉川    24打数8安打 打点2 .333 .294

ウォーカー 23打数5安打 打点1 .217 .288

丸     22打数5安打 打点1 .227 .283

岡本    22打数3安打 打点2 .136 .248

ポランコ  17打数2安打 打点2 .118 .252

中田    16打数4安打 打点1 .250 .243

大城    20打数4安打 打点2 .200 .244

増田陸   10打数2安打 打点2 .200 .264

中山     8打数3安打 打点0 .375 .211

中島     5打数3安打 打点0 .600 .253

八百板    4打数2安打 打点0 .500 .346

石川     8打数1安打 打点0 .125 .353

重信     6打数3安打 打点0 .500 .208

増田大    5打数1安打 打点0 .200 .083

坂本     5打数1安打 打点1 .200 .299

週間チーム打率 179打数49安打 .274 .248

※赤字は今季通算打率

投手成績

7/05先発戸郷(勝)     6回0/0 自責点1 2.89

  ブルペン        3回0/0 自責点0   

7/05先発メルセデス     6回0/0 自責点1 2.55

  ブルペン(勝)     4回0/0 自責点

7/05先発シューメーカー(負)2回1/3 自責点5 4.38

  ブルペン        6回2/3 自責点

7/05先発山崎伊       7回0/0 自責点1 3.93

  ブルペン        5回0/0 自責点

7/05先発アンドリース(負) 5回0/0 自責点1 2.16

  ブルペン        4回0/0 自責点

7/05先発菅野        7回0/0 自責点4 3.08

  ブルペン(負)     3回0/0 自責点

週間先発防御率   33回1/3 自責点13 3.51 3.72

週間ブルペン防御率 25回2/3 自責点12 4.21 3.97

週間投手陣防御率  59回0/0 自責点25 3.81 3.82

※赤字は今季通算防御率

感想

良かった点。

ヤクルトに2勝1敗と勝ち越したことで少なからず進撃を止めたこと。

3戦目は力の差を見せられたが、CSを見据えて3連戦を勝ち越すことが出来たのは最低ラインの目標達成と言える。

後は悪かった点。

DeNAの1分2敗はいただけない。

菅野はこれで4試合連続先発試合勝利無し。

エース登板日は必ず勝たないといけない。

6月以降菅野は5試合登板しているがチーム勝敗は1勝4敗。

この内3試合は7~8回を失点0で抑えているのに勝てない。

昨年から好不調の波が大きい菅野だが、前述の3試合を勝てないようでは苦しい。

さらに坂本が腰痛により今季3度目の離脱。

坂本が居ない影響は大きく、打線を組むのに四苦八苦の様子が見て取れる。

坂本のコンバートは来年からと思っていたが、今年いっぱい持つのか心配だ。

中山がショートで輝きを見せているので、坂本サード、岡本ファーストは有りだ。

但し、その場合これまた売り出し中の増田陸をどう起用するかも悩ましい。

今年の巨人は失策がリーグワースト。

チーム防御率もワーストになってしまった。

これでは上位に位置するのは難しい。

日曜日のDeNA戦でも8回の満塁のチャンス、吉川のセンターへの飛球をDeNA桑原がダイビングキャッチ。

勝越し点をビッグプレーで阻止された。

それに対し巨人は10回の表、中田のフィルダースチョイスに岡本のエラー。

やらないでも良い点を与えるケースが多い。

昨年までの鉄壁な守備陣が僅か1年何故ここまでひどくなるのか。

課題は多いが、まだ56試合ある。

立て直す時間は十分残されているので、ち密な試合運びで負けない野球をして欲しい。

でないと、CS圏内に残れないってことも有り得るような最近の巨人の戦い方だ。

今週は甲子園で阪神と、ホームに帰って広島との6連戦。

阪神は先週雨とコロナで3試合中止となったことで先発ローテをどうするのか。

伊藤将とガンケル、ウィルカーソンの両外国人を選手登録して使ってくると思うが、巨人は最近対戦成績で負けが混んでいる阪神に是非とも勝越して調子を戻すきっかけとして欲しい。

そうなればホームで今季6連勝無敗の広島相手に良い感覚で対戦出来る。

最低でも4勝2敗。出来れば5勝1敗で乗り切りたい。

ではまた来週

 

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