恒例!年に一度のお楽しみ。
関西のジャイアンツファンが大阪で、何の遠慮もなく一丸となって応援できる京セラドームのホームゲーム。
私にとって2014年からコロナ禍の2020年を除き毎年の行事になっている。
今年も8月30日のヤクルト戦を見てきました。
球場の外は今にも雨が降りそうな雲行き。
とんでもなく蒸し暑い不快指数100の中、昨年ほどではないにせよ感染対策が行われ、検温ブースを通って、入場申告書に名前と電話番号を記入しないと入場ゲートを通ることが出来ない。
球場内は人、人、人。
オレンジのタオル、レプリカのユニフォームを纏い席に着く。
スタンドはオレンジユニフォームで埋め尽くされている。
正真正銘ホームの試合だ。
先発は菅野。
2年連続だ。
昨年は素晴らしいピッチングだった。
今年も立ち上がりから球が走ってる。
7回まで投げて奪三振8。
特に4回までに7三振。
ところが3回に相手ピッチャー小澤にヒットを打たれたのが悪かった。
山田に豪快にレフトスタンドに持っていかれ先制点を許す。
小澤がどんなバッティングをするのかわからなかったんだろう。
油断大敵。
7回に勝負師中島のツーベースから同点に追いつくが、逆転する勢いは巨人打線にはなかった。
岡本も打球に角度が付かず、凡退を繰返す。
巨人は同点の9回に大勢を使う。
大勢はさすがのピッチング。
下位打線とは言え全く油断ならないサンタナ、中村、長岡を三者凡退に抑える。
しかしその裏巨人は中田がヒットで出塁するが、次打者岡本がショートへのハーフライナー。
これを長岡が直接取らずワンバウンドで捕球して6-4-3のダブルプレー。
続く増田大がヒットで出るが若林が凡退で延長戦突入。
巨人のチーム状態を表すようなちぐはぐな攻撃だ。
今の巨人ブルペンに大勢以上の投手はいない。
案の定11回今村が打たれて万事休す。
11回裏はクローザーマクガフにきっちりと3人で抑えられ試合終了。
ヤクルトはマクガフを最後の最後まで温存できるほどブルペンが充実している。
巨人は大勢を9回に使わざるを得ない。
それほどブルペンが手薄なのだ。
優勝を狙えるチームとそうでないチームの差がはっきりとわかる。
来年はこんな思いをさせないでくれ!