両リーグ雑感
セリーグはヤクルトが最悪の状態は抜け出したものの勝ったり負けたり。
しかし追いかけるDeNAも一時の勢いが完全に消えた。
このままヤクルトが逃げ切るだろうが、CSの結果はどうなるかわからない。
上位3チームは今の順位のままヤクルト、DeNA、阪神で決まるだろう。
上位3球団ゲーム差なしの戦いが続く。
3球団とも投手力が優れており、最後の最後までわからない。
一応現時点でセがヤクルト、パがオリックスと予想しておく。
結局両チームが2連覇を成し遂げる訳だ。
前々年最下位、前年優勝、今年も優勝というパターンになる。
先週の巨人
スコア
9/06 対DeNA 1対2●
9/07 対DeNA18対3○
9/08 対DeNA 6対5○
9/09 対中日 1対3●
9/10 対中日 2対5●
9/11 対広島 7対0○
主な打者の成績
吉川 25打数9安打 打点2 .360 .281
坂本 22打数7安打 打点1 .318 .282
ウォーカー 26打数11安打 打点7 .423 .276
中田 25打数7安打 打点8 .280 .287
岡本 22打数8安打 打点0 .364 .251
丸 20打数3安打 打点3 .150 .272
ポランコ 17打数3安打 打点5 .176 .238
大城 16打数4安打 打点5 .250 .256
重信 8打数4安打 打点0 .500 .220
中島 6打数0安打 打点0 .000 .253
週間チーム打率 220打数61安打 .277 .243
※赤字は今季通算打率
投手成績
9/06先発菅野 9回0/3 自責点1 3.13
9/07先発山崎伊(勝) 7回0/3 自責点1 2.99
9/08先発井上 3回2/3 自責点4 6.50
9/09先発戸郷 7回0/3 自責点1 2.69
9/10先発(負)メルセデス 5回1/3 自責点2 3.25
9/11先発(勝)赤星 5回0/3 自責点0 3.96
週間ブルペン陣防御率 20回0/3 自責点8 3.60 3.87
週間投手陣防御率 57回0/3 自責点17 2.68 3.77
※赤字は今季通算防御率
感想
先週は3勝3敗。
下位の中日に連敗してしまった。
先々週から大勢をリードした場面で起用できない状況が続いている。
同点の場面での登板が目立っており、結果先週は決勝点を取られて2敗を喫する。
クローザーとしてリードした場面で最後を任され続けて結果を残してきたのに、同点での登板は勝手が違うだろう。
さすがに疲れも出てきたと思う。
しかし大勢を責めることは出来ない。
DeNAにしてもヤクルトにしても阪神にしても、リリーフで出てくる投手は皆勝負師の顔をしている。
魂を込めて投げているのが表情から見て取れる。
打者も他球団の選手は表情が違う。
火曜日のDeNA戦。
巨人は幾度もあった勝越しやサヨナラのチャンスを活かせない。
10回裏満塁で出てきた北村は落ちる球などボール球を振らされ、ストライクには手が出ない。
大城も同じ。
完全に相手投手の気力が上回っていた。
これでは勝てない。
ポジティブな話題はウォーカーとポランコのダブル20号ホームラン。
外国人選手はシーズン終盤になると来季の契約がちらついて急に打ち出すことがあるが、この二人は態度も真面目だし、守備に不安は残るが久しぶりの当たりだ。
来季の契約は確実と思われ、今年以上の戦力になって欲しい。
残り12試合。
今週は3試合。
対戦相手は全て異なるが、まずは火曜日にヤクルト、土曜日には阪神との今季最終戦を経て日曜日はDeNA。
全て上位球団(5位だから中日以外は全て上位なんだが)。
CS進出を目指すならば全て勝たないといけない。
そこまでの気力が今の巨人に残っているだろうか。
ではまた来週。