全体雑感
今年はWBCの影響でいつになく盛り上がっている。
開幕1週目は両リーグで3連勝が3チーム。
昨年優勝のヤクルト、昨年泥沼の開幕だった阪神、そしてソフトバンクだ。
2勝1敗が巨人、オリックス、楽天の3球団で1勝2敗が中日、西武、日ハム。
3連敗とつまずいたのがDeNA、広島にロッテとなった。
どうだろう、まだ3試合だけなので順位予想と比べてどうかというのは全くわからないが、見ていると阪神の勝ち方が凄まじく良かったことは間違いない。
DeNA守備の緩慢な動作の一瞬のスキをついた走塁。
打つべき選手が打ち、岡田監督の代打策も神がかり的にはハマった。
昨年と180度違う絶好のスタートだ。
ペナント序盤はこの勢いで突っ走るように思える。
逆に前評判の高いDeNAは3連敗。
あんな緩慢なプレーをしているようでは優勝など言ってられない。
幸いまだ開幕1カード目。
十分修正は可能だ。
ロッテは佐々木朗希投手が出てからが勝負。
吉井監督も侍ジャパンに帯同していたのでこの3戦だけでは評価のしようがない。
まあ対戦が一巡してからでないとチーム状態は見えてこないということだろう。
オリックスも山本、宮城が投げないで2勝1敗。
次々と出てくる新戦力。
吉田の穴を埋めるべく西武から入った森がいきなり決勝ホームラン
とにかくまだ3試合。
ひと頃開幕ダッシュが有効と言われた時期があったが最近は違う。
焦る必要はない。
先週の巨人
スコア
3月31日 対中日 3対6●
4月01日 対中日 2対0○
4月02日 対中日 3対2○
打者成績上位
長野 1打数1安打 打点1 1.000
中田 9打数4安打 打点5 .444
梶谷 8打数3安打 打点0 .375
吉川 9打数3安打 打点1 .333
岡本 10打数3安打 打点0 .300
大城 9打数2安打 打点0 .222
丸 11打数1安打 打点1 .091
週間チーム打率 87打数17安打 .195
投手成績
3月31日 先:ビーディ 6回 自責2 防3.00 救:3回 自責3
4月01日 先:グリフィン7回 自責0 防0.00 救:2回 自責0
4月02日 先:赤星 7回 自責1 防1.29 救:2回 自責1
週間先発防御率 20回 自責3 防1.35
週間救援防御率 7回 自責4 防5.14
週間防御率 27回 自責7 防2.33
感想
菅野が見通し不透明、戸郷、大勢がベンチから外れて迎えた開幕戦。
新外国人投手ビーディが中日に先制を許したが6回を2点に抑えるQSデビュー。
2戦目も新外国人投手グリフィンが登板して7回を無失点。
被安打3奪三振7と上々のデビュー。
大勢が2試合ベンチ入りしなかったので、他のブルペン陣が穴を埋めたが初戦いきなりその穴を埋められない結果に。
しかし2戦目は田中、鍵谷が踏ん張りグリフィンに来日初勝利をプレゼント。
3戦は大勢が戻ってきて9回を抑えた。
世界一強い中日に2勝1敗なら何の文句がつけられようか(笑)。
とにかく今年の巨人は新旧交代の年で新戦力や復活の選手が多い
ブルペンも3試合で8人が登板。
打撃陣もそうだが原監督は戦力として使える選手の見極めを行っている段階だろう。
4日のDeNA戦は戸郷投手が投げるのが確実だがその後2試合を誰が先発するのか。
いずれにせよ昨年とはガラッと変わったローテーションになる。
ビーディ、グリフィンに使えるめどが立って原監督は安堵しているだろう。
打線だが坂本選手の状態は深刻なようだ。
故障に泣いた昨年。
一昨年までは張本氏の通算安打更新の期待が高かったが、今の状態は心配だ。
梶谷選手がカムバックしたが、彼は何かFA失敗の象徴のように言われているが故障さえしなければ十分に活躍出来た選手だ。
回復具合によるがフル出場は無理にしても貴重な戦力になるだろう。
長野も早速復帰初打席で勝越しタイムリー。
長野の復帰が坂本に刺激となれば良いのだが。
今週は開幕カードでつまずいたDeNAと広島の6連戦。
こういう相手は怖いが、DeNAにはしばらく眠っていて欲しいし、広島にもしっかり勝っておきたい。
先週は不確定要素だった両外国人投手に使えるめどが立っただけで良しとしよう。
ではまた来週!