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令和6年大相撲秋場所プレビュー 横綱照ノ富士休場 九州場所は進退をかけるべき

長い夏巡業が終わり、日焼けした力士がその成果を見せる秋場所が始まる。

名古屋場所横綱照ノ富士の10回目の優勝で幕を閉じた。

しかし最後の3日間は明らかにスタミナ切れの様相を見せていた。

結局照ノ富士は今場所初日から休場。

横綱在位19場所で実に11場所目の休場となる。

普通ならこれだけ休場が多いと、さすがに引退勧告が出るものだ。

しかし照ノ富士は、フル出場した8場所で優勝6回準優勝1回。

特にここ3回のフル出場は3連続優勝。

これが引退勧告出来ない大きな理由だ。

しかし、いくら横綱とは言え満身創痍。

他の力士の不甲斐なさは責められるべきだ。

これだけのチャンスをモノに出来ないのは何故なのか。

上の地位に行きたくないのではと、穿った見方をしてしまう。

いいかげんこの状態を脱却しなければならない。

照ノ富士は地獄を見て、ここまで登り詰めたことは称賛に値する。

それは間違いない。

誰もが認めるところだ。

しかし糖尿病の疑いもあるとのこと。

そんな状態では相撲など取れるはずがないだろう。

九州場所は出なければさすがに引退。

出場しても進退をかける場所。

そうなるべきだ。

それにより、例え引退となっても照ノ富士の評価が下がることは無い。

横綱として名を遺す。

 

さて今場所だが、例によって今場所私が注目するポイントは。

琴櫻横綱昇進の足掛かりを掴めるか。

・大の里の大関昇進成るか。

貴景勝大関復帰成るか。

・先場所と同じ顔触れの三役。

・新入幕阿武剋。

・38代木村庄之助定年により最後の勤め。

以上6点。

琴櫻大関になって何とか二桁勝利を続けているが、内容が物足りなかった。

しかし照ノ富士戦の勝ちは内容も良く、今場所は内容も伴う形で13勝はして欲しい。

大の里は先場所4日目で1勝3敗。

大関とりは振出しかと思ったが、11日目、全勝の照ノ富士に土をつけるなど、非凡なところを見せて最終9番まで勝ち星を伸ばし、今場所に大関とりの可能性を残した。

今場所12番勝てば前3場所合計33勝に達し、大関確実となる。

昇進には勢いも必要で、ここは一気に大関へ駆け上がりたい。

可能性は十分だ。

貴景勝は5年間務めた大関を陥落。

しかし、まだ28歳。

老け込む年ではない。

これまた可能性は十分あると思う。

先場所は貴景勝を除き、三役以上の力士が全員勝越した。

そのため、今場所の三役以上の顔ぶれは先場所と全く同じ。

これって、かなり珍しい出来事ではないか。

今場所も各力士、好調を維持出来るか。

非常に興味深い。

次に新入幕阿武剋について。

幕下付け出しでデビューして僅か5場所で入幕してきた。

モンゴル出身の24歳。

185cm164kgで、得意技は右四つからの寄り。

活躍は約束されたような物だ。

さて最後は立行司第38代木村庄之助が定年を迎える。

いろいろと言われた行司さんだが、秋場所15日間が最後の土俵となる。

「千秋楽にござりまする~」が聞き納め。

最後まで無事に勤めて欲しい。

土俵上は、今度こそ新旧交代のうねりがやってくる。

注目したい。

 

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