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ジャパンカップ開催の日が明日に迫る。
日本初の国際招待レースとして創設されたジャパンカップ。
第1回開催が44年も前になるのかと、自分が年を取ったことに衝撃を覚える。
当時ジャパンカップという陳腐なネーミングに、ダサいと思ったことも思い出す。
今でこそ日本の競馬は進化して世界トップレベルだが、当時は大きく遅れていた。
ジャパンカップに出走する外国馬の調教師が日本の競走馬を見て、帰国後「日本では鹿が走っていた」と語ったという話がある。
実際のところ、第1回ジャパンカップに来日した外国馬は一線級ではなかった。
そんな相手でも、日本馬は全く歯が立たなかった。
15頭立てで、1着から4着までを外国馬が占めた。
天皇賞馬ホウヨウボーイも後に天皇賞を勝つモンテプリンスも、メジロファントムも歯が立たなかった。
そんな中に、インドから参戦したオウンオピニオンという馬が居た。
私の記憶では25戦全勝で参戦と思っていたが、この記事を書くにあたり、当時の馬柱をググってみたら出てきた!
それによると、記憶と違って40戦27・8・2・3という成績。
記憶は違っていたがそれでも凄い成績。
当時これだけ多くの勝ち星を挙げていたことで、話題になっていたのは間違いなく、インドの馬のレベルはどうなんだ?・・・と、私も注目していたが、結果は13着。
結果を見て当時思ったのは、プロレスでメキシコのレイ・メンドーサというレスラーが初来日すると決まった時、当時購読していた「ゴング」というプロレス雑誌で、2000連勝という触れ込みだったが、参加したワールドリーグで全然勝てず、友人らと2000連勝4000連敗と揶揄しており、44年経った今でも私の中では、オウンオピニオンとレイ・メンドーサはセットになっているのだ。
例によって貼付け可能なYouTubeから、第1回ジャパンカップを。