影無茶のスポーツ24/7

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大相撲 令和6年九州場所 大関琴櫻悲願の初優勝 来場所豊昇龍と共に綱取りへ

1年納めの九州場所が終った。

優勝は大関琴櫻

14勝1敗の堂々たる成績だ。

大関同士の相星決戦は21年ぶりとのこと。

今場所は新大関大の里を含め、3大関全員が上を目指せる構成となったが、期待に違わずそれぞれ持ち味を出して、とても面白い場所になった。

これに続いた伏兵陣も役者が揃っていた。

再入幕尊富士は終盤、土俵際で脆さを見せたが二桁勝利は只物ではない素質を見せた。

さらには隆の勝、阿炎、若隆景、豪ノ山などの実力者も持てる力を出し切った。

長く幕内を務めている千代翔馬十両から復帰した今場所11勝。

休場力士も少なく、全体的に活気ある見ごたえのある場所だった。

そんな中、優勝した琴櫻は終始落ち着いて相撲が取れていた。

最近やや受けに回りすぎて勝ち味が遅かったが、今場所は受けても余裕があった。

まだまだ強くなりそうで、来場所綱取りのチャンスを物にして欲しい。

豊昇龍は過去一番の内容で15日間を乗り切った。

今までは連敗癖や、決め手に欠くところも見受けられたが、今場所は一変。

叔父の朝青龍を彷彿させる部分もあり、千秋楽敗れた物の13勝2敗の好成績。

琴櫻と豊昇龍の一番は、何となく輪島、北の湖の取り組みを思い出して感慨深かった。

審判部は来場所、二人共綱取り場所になることを否定しておらず、北の富士玉の海以来の同時横綱昇進も見えてきた。

大の里は初日を見た時に、身体の張りがなかった気がして心配していたが、新大関の緊張もあって9勝に留まった。

しかし勝ちっぷりは相変わらず豪快で、近い将来の綱取りは確実だろう。

尊富士も、今場所見られた土俵際の詰めの甘さを克服すれば将来の横綱は間違いない。

明けて令和7年初場所照ノ富士の去就も含め、いよいよ世代交代の波が押し寄せる、見ごたえある場所になるだろう。

場所中に北の富士氏が亡くなられたという悲しいニュースもあったが、今の状況を見て、氏も天国で安心していることだろう。

来年初場所は、番付発表が今年12月23日、初日1月12日、千秋楽1月26日だ。

 

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