いよいよ初場所が迫ってきた。
今場所は誰が何と言おうと、琴櫻、豊昇龍の綱取りが成るかに尽きる。
白鵬の晩年、照ノ富士とひとり横綱が続き、休場も多く横綱不在の場所も珍しくない。
長らく続いたこの状況がようやく解消される時が来たのだ。
琴櫻27歳、豊昇龍25歳。
さらに控える大の里も24歳。
この3力士に尊富士25歳を含めて、いよいよ世代交代という印象だ。
そんな新時代の初場所。
両大関の昇進可能性を、わかりやすく、私が思う確立の高い順番に記すると・・・。
琴櫻単独昇進 85%
両大関同時昇進 70%
豊昇龍単独昇進 20%
こういったところか。
まずは先場所の好成績でいきなり綱取りとなった印象の豊昇龍。
先場所の相撲内容はすこぶる良かった。
ポカもなく、投げ技も切れまくっていた。
この勢いで昇進してもらいたいが、豊昇龍には波がある。
今場所綱取りに失敗した場合、今後チャンスはなかなか巡ってこない気がする。
各力士にとって、綱取りには絶好の機会が巡ってきている。
このチャンスを何としても活かしたい。
次に琴櫻。
大関昇進後やや受ける相撲が多く勝ち味に遅かったが、先場所は受けても落ち着いており、横綱相撲と言って良い安定した内容に変化した。
今場所でほぼ確実に昇進出来ると見ているが、仮にそれが成らなかったとしても、今後チャンスは十二分にあるだろう。
しかし、強い横綱はたいてい一発で昇進を決めている。
綱取りチャンスもそう巡ってくるものではない。
何としても今場所で決めてもらいたい。
両大関にとって壁となりうるのは、3場所ぶりの出場を決めている横綱照ノ富士。
今場所は進退場所になるが、照ノ富士が両大関の前に立ちはだかる可能性は十分ある。
北の富士、玉の海以来の同時横綱昇進が成るかは照ノ富士次第とも言える。
もし今場所照ノ富士が途中で休場するようなことがあれば、それは即引退につながる。
両大関の綱取りにどうしても目が行くが、照ノ富士の状態にも注目だ。
それ以外の注目点を列記するとこうなる。
○大の里が綱取りの足掛かりを掴めるか。
○若元春、若隆景兄弟の三役揃い踏み。
○尊富士の成績。
○帰り入幕伯桜鵬の相撲内容。
見どころは多い。
当然ではあるが入場券は全て完売している。