ついに来るべき時が来たと言うべきか。
私はこの拙ブログで、照ノ富士が休場を繰返すことについて辛辣な意見を書いてきた。
しかし、人間照ノ富士には最大限の敬意を表したい。
ご存知のように彼は大怪我により一度は地獄を見た。
なにしろ、大関から序二段まで落ちてしまったのだから。
誰が考えても、照ノ富士は終わったと思っただろう。
しかし、僅か7場所で幕内に復帰。
返り入幕の場所を13勝2敗でいきなり優勝。
その後6場所で大関復帰。
横綱になって2場所連続優勝と圧倒的な強さを誇ったのだ。
しかし横綱在位7場所目の途中休場以降休場を繰返すようになる。
ところが休場明けの場所は全て優勝の離れ業。
さすがに今度は駄目かと思われても、照ノ富士はその都度不死鳥の如く甦ってきた。
今場所も2場所連続全休後の復帰場所。
長期休場明けの初日は必ず白星スタートだったが、今場所は初の黒星。
足が前に出ていなかった。
身体は限界にきていた。
4日目で2敗を喫し、ついに引退を決断したのだった。
会見で照ノ富士は、今場所は思い通りの相撲が取れなくなり、これ以上中途半端な気持ちと身体で土俵に立つべきではないと引退を決意したと語った。
今後は後進の指導に当たり、自分に負けない力士を育てたいと決意を語った。
既に日本国籍も取得しており、良い親方になること間違いないし、大いに期待したい。
まずは現役生活を終えた照ノ富士関には月並みだがお疲れ様と言いたい。
生涯戦績 523勝275敗232休
横綱在位21場所 366勝207敗198休
幕内優勝10回 準優勝8回 技能賞、殊勲賞、敢闘賞各3回
※数字は相撲レファレンス参照させていただきました。