カーリングの日本選手権が先日開催された。
今年は初の首都圏開催だったが、大勢の観客が詰めかけ盛況の内に終わったようだ。
認識違いならば申し訳ないが、カーリングは五輪の年にはかなり盛上るが、五輪後は尻すぼみになり、人気が定着したかと言うと疑問に思っていた。
ひと頃に比べれば、注目度は高くなったが、それは、例えばモグモグタイムだったり、選手個々のキャラクター人気が中心で、競技その物については人気が持続していないと考えていた。
これはマスコミの取上げ方にも問題があるのかもしれないが、会場に行って試合を見るよりは、どちらかというとテレビで観戦する方が、入り込める性質のスポーツということもあるような気がしていた。
しかし、今回横浜での開催は成功と言って良いし、カーリングファンは私の考えの数段先を行っていたということなのだろう。
それでも・・・だ。
コンパクトな会場ではあったが、カーリングの面白さを最も堪能できるのは、ストーンが投げられた後、シートをスイーピングしながら目標の位置にストーンを置くのを、真上から見ることではないだろうか。
その角度で一番見ることが出来るのはテレビだ。
想像だが、会場にもその角度の大型モニターがあるとは思うが、他の競技よりは、見るという事に対して、テレビと会場の差は小さいように思う。
まあそれでも、身近に選手を応援できるのは絶対に会場だし、その分選手の喜怒哀楽もはっきりと見ることが出来るのも会場ならではだろう。
と、ごちゃごちゃ書いてきたが、今大会はミラノ・コルティナ五輪の出場にも影響するとても大切な大会だった。
チームの明暗もはっきり分かれる結果となった。
しかし、実際はまだ五輪に出場出来ると決まった訳ではない。
オリンピックの出場国は10カ国。
今回の優勝チーム(女子:フォルティウス 男子:SC軽井沢)が世界選手権に出場。
昨年の世界選手権で得たポイントと今回の順位により得たポイント合計で上位7カ国が代表枠を掴むことが出来、残る2カ国(開催地枠でイタリアは決定済)は五輪最終予選に出て上位2カ国に入らなければならない。
でもって、世界選手権出場チームがポイントを得て五輪枠を掴んだとしても、そのチームがそのまま代表になる訳でもない。
カーリングは全日本という形を取っておらず、チームで出場する。
つまりフォルティウスが世界選手権で代表枠を獲得しても、フォルティウスが五輪に出場出来るかどうかは、その時点では決まらない。
今秋、男女とも五輪代表チーム決定戦が行われるのだ。
出場チームは昨年と今年の日本選手権優勝チームと世界ランク最上位チーム。
女子は昨年優勝SC軽井沢と今年優勝のフォルティウス。
それに世界ランク最上位のロコソラーレ。
男子はSC軽井沢と前回優勝のコンサドーレの2チームが代表決定戦を行う。
ここで代表権を得たチームが五輪に進む訳だが、世界選手権で出場が決まっていなければ、最終予選に出場して自ら代表を掴み取らなければならない。
まだまだ出場への道は遠いが、このシチュエーションがいかにもドラマチックで、私のような俄かファンも含めて大きな盛り上がりをみせるのだろう。
女子世界選手権 3月15日~3月23日
男子世界選手権 3月29日~4月6日