影無茶のスポーツトゥエンティフォー・セブン

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大相撲令和7年春場所 大の里3度目の優勝で夏場所綱取りへ 高安またも賜杯に一歩届かず

大相撲春場所が終わった。

注目の新横綱豊昇龍はまさかの途中休場。

5日目までに2敗、8日目9日目と連続金星配球で休場してしまった。

どれだけ負けても休場しないと言っていた豊昇龍。

しかしあれだけ相撲が乱れては休場やむなしといったところか。

豊昇龍を横綱に昇進させたことへの批判が相次いだが、基準を満たした上での昇進だった訳だし、批判は当たらない。

但し、綱の責任を果したかと言えば、これはもう完全にNO!だ。

名誉を挽回するには、豊昇龍自身が成績を残すしかない。

体調を整えて、来場所以降は横綱の責任を果して欲しい。

優勝は大の里で、初土俵から12場所で幕内優勝3回は異例のスピードだ。

幕内戦績87勝33敗は勝率7割2分5厘。

もはや、いつ横綱になっても不思議ではないハイアベレージだ。

今場所優勝同点で終わった場合は、来場所が綱取りになるか微妙だったが、優勝したことで夏場所は文句なく綱取り場所となる。

平成以降の横綱は8人しかおらず、大関で連続優勝かそれに準ずるというのが、いかに難しいかを表しているが、大の里にはその壁を乗り越える力は備わっている。

果して。

 

惜しかったのは高安。

今場所もっともドラマチックな結末は高安悲願の初優勝だったが、またしても優勝を逃す結果となった。

過去2度の決定戦で敗れ、終盤まで優勝争いをしていても、結局賜杯に届かず、今場所で準優勝が実に9回目となった。

しかし今場所は最後まで安定した強さを見せてくれた高安。

終盤に崩れることが多かったが、今場所はそれもなく、35歳にして体調が万全になってきた印象。

年齢的には年長組だが、今場所の相撲を見る限り、まだまだチャンスはあると見る。

にしても、惜しかった。

心情的には高安が賜杯を抱く姿を見たかった。

 

他の力士について少々。

琴櫻はカド番を何とか乗り切った。

今場所の相撲を見ていると、これが先場所綱取り場所だった力士かと思ってしまう。

精神的な物なのか、どこか故障を隠しているのかわからないが、一度大きく崩れた相撲を立て直すのは容易ではない。

好きな力士なので、何とか復活して欲しい。

先場所優勝決定戦に出た、王鵬、金峰山だが、共に6勝9敗と負け越し。

先場所がフロックと言われないためにも夏場所は試金石となる。

期待の尊富士と伯桜鵬は共に9勝6敗。

期待が大きいだけにやや物足りない。

停滞せずに(十分な成績ではあるが)一気に駆け上がって欲しい。

霧島は何とか勝ち越して来場所は関脇に戻って大関復帰へのスタートとしたい。

若隆景、若元春の兄弟は東西の筆頭でそれぞれ9勝6敗の勝越し。

三役からの陥落は王鵬と阿炎の2力士だが、張出しを作っても高安と若兄弟は三役に上げて欲しい。

また、今場所も幕内下位力士の活躍が目立った。

美ノ海は最後までしぶとい相撲で11勝4敗の好成績。

新入幕21歳ウクライナ出身安青錦も11勝4敗。

これで十両から3場所連続二桁勝利と勢いに乗っている。

夏場所は大きく番付が変動しそうで、尊富士、平戸海あたりは幕内筆頭か2枚目まで上がってくるのは確実。

若い実力者がどんどん力を付けてきて、好取組が多く見られることを期待したい。

夏場所は番付発表4月28日、初日5月11日、千秋楽5月25日だ。

 

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