影無茶のスポーツトゥエンティフォー・セブン

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井岡一翔 マルティネス戦 判定で敗れるも死闘!激闘!

井岡一翔とフェルナンド・マルティネスの試合を録画ではあるが見た。

すごい試合だった。

10Rに井岡がマルティネスから奪ったダウンは素晴らしかった。

手数が多く、前に前に出ながら打ってくるマルティネス。

地道にボディを打ち続ける井岡。

見栄えは明らかにマルティネスだし、被弾も多かった。

ディフェンスが超絶に上手い井岡も、マルティネスの攻撃をかわすのは至難の業だ。

しかし井岡は肉を切らせて骨を断つ戦法。

少しずつ、少しずつ、それが活きてくる。

動きがとまる時間が長くなるマルティネス。

前半と異なり、明らかに休む時間が増え、足が動かなくなってきたマルティネス。

観衆からも井岡コールが自然発生的に沸き起こる。

そして迎えた10R。

ついに井岡渾身の左右フックがマルティネスの顔面と顎を捉える。

マルティネスたまらずダウン。

かなり効いている。

井岡仕留めに行きたいが、マルティネスも根性の反撃でしのいでラウンド終了。

11R、12Rはもう凄かった。

両者死力を尽くしての打合い。

12Rは両者フラフラのはずなのに、リング中央で壮絶な打ち合い。

これはもう、本能の殴り合いだ。

正に死闘。

もはや技術を超越したパンチの応酬。

観衆は興奮のるつぼ。

結果はご存知のように3対0の判定でマルティネスが勝利。

この結果は致し方ない。

井岡、マルティネスを仕留めるチャンスは確かにあった。

しかし全体的にはマルティネスの攻勢が優勢だった。

だが、この試合は勝敗を超えて訴えてくる何かが間違いなく存在した。

先日の井上尚弥VSラモン・カルデナス戦に続いて、年間最優秀試合候補だ。

井岡一翔という男はいまだにアンチが多い。

しかし、ボクシングの面白さを、井上とは全く別の面で教えてくれるボクサー。

それが井岡一翔なのだと改めて思った。

試合後、現役引退を否定した井岡。

そりゃあそうだろう。

それが格闘家の本能だ。

井岡のボクシングをまだまだ見たいと心から思った。

 

WBA世界Sフライ級王者 フェルナンド・マルティネス 17戦17勝(9KO)

4階級世界制覇      井岡一翔  36戦31勝(16KO)4敗1分

 

 

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