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訃報 長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督死去 脳裏に甦る現役・監督時代の姿

今しがた、何とはなしにパソコンでニュースを見たら、長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督が亡くなられたとの記事が目に飛び込んできた。

いつかは目にするニュースだと覚悟していた。

しかし実際に現実として遭遇すると何とも言えない気持ちになった。

私が野球に興味を持ったのは、川上監督の元、巨人がV1を成し遂げた年。

長嶋茂雄29歳、王貞治25歳の時だ。

ご存知のようにそこから巨人は空前絶後の9連覇を達成する。

私は当時大阪に住んでいたが、小学生男子の9割はYGマークの野球帽を被っていた。

多くのスター選手を擁していた巨人だが、何と言っても長嶋の人気は絶大だった。

チャンスに強い、ダイナミックな守備、明るいキャラクター、多くのズッコケ逸話、英語ちゃんぽんのユニークな言動。

すべてが愛される稀有な存在だった。

監督としても、初年度球団史上初めての最下位を経験するも、翌年、翌々年と連覇。

2次にわたる15年の監督で5度のリーグ優勝、2度の日本一を達成。

野球を離れても、オリンピックのレポーターや多くのCMに出演。

「ヘ~イ、カール!」「セコムしてますか」

等々多くの言葉が思い出される。

脳梗塞で倒れてからも、足繁く球場に足を運ぶなど最後まで巨人を愛していた。

この年になると、昔活躍しててテレビなどで数多く拝見していた方々が亡くなられるケースが多くなる。

これほど寂しいことはない。

長嶋茂雄氏はその中でも特大級の喪失感を覚える。

こうしてこの文章を書いていても、次から次へと多くのシーンが浮かんでくる。

今日から明日、いやしばらくの間、氏を偲ぶ番組が編成されるだろう。

月並な言葉だが、間違いなくひとつの時代が終わったのだ。

合掌