陸上競技が面白い。
毎年6月は陸上の日本選手権が行われる。
国内最高峰の試合であり、オリンピックや世界選手権の選考レースを兼ねる。
今年の会場は、秋に開催の世界選手権と同じ国立競技場。
同じ競技場で競技が出来るアドバンテージは大きい。
最近、陸上競技でも世界と戦える競技が増えてきた。
かつては決勝に残る事さえ難事だった。
これはドーピングが厳格になり、ドーピングと無縁の日本選手が自然と世界に通用するようになってきたこと、コーチングが進化して根性論のような古い指導法がなくなったこと、海外に練習拠点を移し強い選手たちと練習出来る環境を整える選手が増えた事。
これらが要因だと思う。
昨日は女子5千Mで田中希実選手が大会記録で優勝し代表内定を得た。
廣中選手とのトップ争いは都道府県別駅伝を思い出したが、見事なレースだった。
さて、日本選手権2日目は注目の男子110Mハードル決勝が行われた。
ハードルは女子100Mもハイレベルな争いが繰り広げられており、明日の最終レースはリレーではなく女子100Mハードル。
粋な演出だ。
今日は男子110Mハードル。
世界選手権参加人数は最大3名。
既に村竹ラシッドが代表内定を得ている。
日本選手権での世界陸上内定条件は、標準記録を突破して3位以内に入る事。
しかしこの種目は参加標準記録を超えた選手が3名決勝に出場。
レースは野本が好スタートからリズムよく走ったが、逃切り寸前泉谷が差し切った。
見ごたえあるレースだったが、泉谷、野本が代表内定。
標準記録をクリアしていた阿部は3位で残念ながら世界陸上出場を逃した。
今日の時点で代表枠3名の内定が決まったのは、おそらく110Mハードルだけだ。
非常にハイレベルな争いで、世界選手権でも大いに期待出来る。
男子100Mは桐生が5年ぶり優勝。
ロケットスタートの多田とほぼ互角のスタート。
スムーズな走りで中盤以降リードを広げそのままゴール。
桐生ここにありを示すレースだった。
勝利者インタビューで号泣。
標準記録は突破出来ていないが、日本選手権優勝は最高の栄誉だ。
他にも女子走り幅跳びが稀に見る大混戦。
5本目を終わって1位から3位迄が1㎝刻みの大接戦。
最終6本目で木村選手が6M47を跳んでこれで決まりと思ったら、次に跳んだ高良選手が6M48を跳んで逆転優勝、4連覇中の秦選手は3位に終わった。
私は昔陸上をやっていたこともあるが、やはり陸上競技は面白い。
秋の世界陸上が楽しみだ。
安直な締め方・・・汗。