明治神宮大会高校の部プレビュー
かつては、ああ~やってるな程度の認識だったが(ちょっと言いすぎ)、大会優勝校の地区に甲子園出場枠が1校プラスされるようになってから、少なくとも見る方の興味は高くなったに違いない。
秋季大会で当落線上にある高校の選手、コーチ、監督、校長、OB、その他関係者も他校の結果に一喜一憂することとなり複雑な心境だろう。
この制度、出場校は各地区優勝校なので、ほぼ確実にセンバツには出場できる訳で、自分たちがこの大会で優勝しようがしまいが、本来なら現状の自分たちの力を試す場が、自校に関係のない高校の出場可能性が問われるのはちょっと違うような気がしないでもない。
優勝できなかった場合、当落線上の高校のファンなどにいわれのない文句を浴びせられそうで気の毒だ。
組合せは事前に抽選が行われており、あとから優勝校がトーナメントの枠に入っていく。
組合せを見ると、中京大中京と神戸国際大付の勝者と、山梨学院と帝京の勝者と九州国際大付のゾーンから勝ち上がった高校の決勝戦となるように思うが皆さんはどう思うか。
秋季大会の結果で一番選考が難航しそうなのは関東・東京の6校目なので(関東一か横浜か)山梨学院が優勝すれば、関東はこの2校が共に出場(おそらく)することとなり強力な陣営となる。
もちろん、今の時期と来年センバツの頃とはチーム力も上がっていて、単純な比較はできないが、各地区優勝校が激突するこの大会は、地区別実力を図るには絶好の機会ではある。
ちなみに明治神宮枠が出来た2002年以降の優勝校がセンバツを制したのは以下の通り。
(年度は明治神宮大会時)
2021年 大阪桐蔭
2024年 横浜
の2校のみだ。
優勝した地区の別の学校がセンバツを制したのも2016年の履正社のみで、この時のセンバツは大阪桐蔭が優勝で履正社は準優勝だった。
ちなみに東京・関東で括ると、2010年日大三が優勝した時に東海大相模がセンバツ優勝。
同様に、明治神宮大会優勝校で、センバツ準優勝校は以下の4校。
2003年 愛工大名電
2011年 光星学院
2015年 高松商
2016年 履正社(前述の大阪決戦)
優勝した地区の別の学校がセンバツ準優勝だったのは2004年柳ヶ浦の時の神村学園。
これを多いとみるか少ないとみるかは個人の主観だが、参考までに2002年以降の地区別明治神宮大会優勝回数は北海道2、東北3、関東2、東京1、北信越1、東海5、近畿3、中国0、四国3、九州2。
これらを見る限り、私は関連性が薄いと思う。
今の時期と一冬超して、センバツの時のチームは別物と言って良いと思われ、伸び盛りの高校生がどれだけ成長するか。
それを見てみるのもひとつの楽しみなのだ。
明治神宮大会は14日から始まって19日には優勝校が決まる。