日本時間で今朝メジャーリーグのMVPが決定した。
野茂に歓喜し、イチローに驚愕し、松井に誇りを感じてきた歴史。
多くの日本人メジャーリーガーが生まれたが、大谷選手は正にユニコーン。
唯一無二であり空前、もしかすると絶後かもしれない。
何しろ多くのメジャーリーガーが彼を羨望の眼差しで見ているのだ。
そんな大谷選手のMVP受賞は当然と言えば当然なのだ。
ア・リーグは大接戦の結果、アーロン・ジャッジが2年連続3度目の受賞となった。
大谷選手は2冠を獲得したフィリーズのシュワーバーとの争いだったが結果は満票。
シュワーバーがDHでなければ際どい勝負だったと思うが、メジャーはDHの評価が相対的に低く、大谷が終盤、投手としても登板したことは少なからず有利だっただろう。
モーニングショーでは大谷とシュワーバー、ソト3選手の個人成績を比較をしていた。
打率、本塁打、打点と得点、盗塁の5項目だ。
大谷は得点がずば抜けていたが、得点はそこまで重視されるものではないと考える。
それよりもOPS(出塁率と長打率を足した数字:長打率は塁打数合計÷打数)。
この数字が重要だ。
候補になった3選手のOPSを比較すると以下の通り。
大谷 .392② .622① 1.014①
シュワーバー .365⑩ .563② .928②
ソト .396① .525④ .921③
○内数字はリーグ順位
これを見ると、大谷は長打率、OPSで他の選手を圧倒している。
MVPは必然だったことがわかる。
激戦となったア・リーグは本塁打、打点でマリナーズのローリーに後れを取ったジャッジがMVPを受賞。
ローリーは60本に到達したにもかかわらず・・・だ。
そこでOPSを見てみると。
ジャッジは大谷より優れた数字の1.144!。
ホームランで7本の差をつけられたジャッジがMVPを受賞できたのも、OPSを重視した記者が多かったからと想像できる。
とは言う物の、もちろん大谷の受賞価値が落ちる等とはひとことも言うつもりもないし、満票と言う結果をもたらしてくれた、フェアな米記者に敬意を表したい程だ。
来シーズンは二刀流が続けていけるのか、難しくなるのか分岐点となる気がする。
WBCがどのような影響を与えるのかもわからない。
山本投手と大谷投手でサイヤング賞を争うという、夢のような話も出ている。
言えるのは、このような伝説となる選手をリアルタイムに見ることが出来る。
その幸運に感謝することと、これは山本由伸投手にも言えることだが、今はシーズンの疲れをしっかり取って、来シーズンに備えて欲しい。
これからも伝説を積み上げていくためにも。